遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

シリア内戦Watch; その39 〜 国連調査報告書をめぐって

← シリア内戦Watch; その38 〜 様々なレベルの 『証拠』 、国連報告書の後は −−−

← イラク侵略の二の舞 −−− いつか来た道
← シリア内戦Watch; その3 〜 化学兵器の存在

← 山本美香さん: 永い取材旅行へ出掛けて丸1年
United Nations Security Council



これも想定通り、中途半端な国連報告書を巡って安保理でモメている様子。争点は多分、誰がサリンを使用したかと云う今議論しても無駄な言い争いと、アサドをとにかく引きずりおろしたい米英仏による、後日の爆撃を正当化する条項 〜 申告漏れあるいは虚偽の申告・誤報告があった場合には (イラクリビアがそうであった様に、またイランに対するインネン付けと同じ様に) 軍事オプションを行使する旨の一文 〜 を含める・含めない、の2点でしょう;


UNSC resolution on Syria won’t be under Chapter 7 allowing use of force - Lavrov
 Edited time: September 17, 2013 12:05, RT News

  • Calls to reform Security Council after its inability to act on Syria
     09/18/2013 00:51, JPost Israel News

    私は少し別の観方をしています。ある特定の一国の国益のための他国への介入が 『安保理の行動』 として安易に認められて来たことこそ安保理の問題であったのが、結果として改善されつつあると云うこと。何の罪も無い国民を必然的に犠牲にする爆撃やら武器供給を通じた内戦誘発・激化なんて、本来国際機関あるいは警察機能としてやってはいけないことだから −−− むしろ 『国際社会』 が抱える最大の問題は、国際法に縛られるつもりのない某常任理事国のあり方でしょうね。常任理事国やら拒否権なんて時代遅れの制度を続けるなら、露中が Rogue Stasi of Amerika の暴走を止める現在のバランスは、どうしようもない仕組みの中で望み得る最適の状況かも。軍事制裁行動に関する "inaction" は、何もしないことを意味するのではありません。

【好戦派 vs 軍事オプション否定派】

    • Richard Blumenthal: Punish Russian banks
       9/17/13 7:36 PM EDT, POLITICO.com
      "to slap sanctions on Russian banks that he said were helping to finance the Syrian government’s war against rebel groups." だって? テロリストに資金・軍事援助しているテメエらを棚に上げていい気なものです。

【その他 関連記事】

【参考】

    • Syria: Help us alleviate their suffering! - ICRC

      名前だけは知られているが中立でも何でもない●●●●医師団やら、自ら戦争を引き起こしておきながら当然の様に援助を求める国連、まして得体の知れない団体などに寄付しても、そのおカネが実際どの様に使われるかは甚だ疑問。その点、赤十字は唯一信頼出来る団体、と私は判断します。
  • ¿Cómo era Siria antes del inicio del conflicto?
     Última actualización: 8 sep 2013 | 13:45 GMT, RT Actualidad


    この様な記事はなかなか見当たらない。内戦が始まる前のシリア。『民主主義を追い求める正義の革命』 真っ最中のすさんだシリアの方がよい、なんて、欺瞞以外の何物でもない。これではイラクリビアの二の舞。

.