遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

パキスタンの少女 Malala Yousafzai マララ・ユスフザイさん (15 ⇒ 16歳) 銃撃事件: マララさんは立派だけれど −−−

   パキスタンの少女 Malala Yousafzai マララ・ユスフザイさん (15歳) 銃撃事件: UKで通学開始 !



マララ・ユサフザイ / 1997年7月12日 -

Malala Yousafzai



16歳になったばかりのマララさんは未成年とは云え、知恵と勇気がありかつ (それ以上に) 非常に幸運な女性であることは確か。称賛に値することも間違いない。その一途な情熱も世界を動かすかも知れない。


マララさんの国連での演説やらマララ・デーの創設など、彼女にふさわしいイベントのニュースは溢れているので、改めて紹介の必要は感じません。


当然、問題はマララさんではない。タリバン? 勿論この野蛮人が直接の加害者ではあるけれど、タリバン以上にマララさんの様な (女の) 子供の教育の機会のみならずいのちまで奪っている勢力がある;



War denying millions of children an education
  By Mark Tran - guardian.co.uk, Friday 12 July 2013 00.05 BST


How the shooting of schoolgirl Malala is used to justify western wars that kill thousands of Malalas
  By Assed Baig - HuffPost, 13 July 2013 via Stop the War Coalition


期せずして? 同じ様なタイミングで同じ趣旨の上掲2つの記事が発信されました;



出典: 上掲 Stop the War Coalition 掲載記事

  • 上掲写真の説明として "The former UK prime minister Gordon Brown who spoke in support of Malala at the United Nations is the very same Gordon Brown who voted for the war in Iraq that not only robbed people of their education but of their lives." 子ブッシュ・ブレア・オバマ同様、コイツのアタマもかち割って中を見てみたい。前頭葉 が腐っているのだろうけれど−−−

いつものことですが、 『西側先進国』 の欺瞞にはうんざり。更に私見を加えるなら、華やかなイベントの陰で、報復の対象となり兼ねない逃げ場の無い子ども達や女性活動家を各々の政府はどう守るつもりか?


なお、マララさんと同時に襲撃された二人の女の子は、確かにマララさんほど注目はされていませんが、全く無視されている訳でもなさそう;



 出典: India Today 記事

  • (From left) Malala Yousufzai, Shazia Ramazan, Kainat Riaz.


Malala attack: Govt finally realises there were two other victims
  Published: October 14, 2012, The Express Tribune


Malala friends given scholarships to Atlantic College
  7 July 2013 Last updated at 17:27 GMT, BBC News

  Shazia Ramzan, Malala’s friend, lands in England for education
    July 3, 2013, ZamaSwat English News

  Malala’s wounded classmates Kainat Riaz and Shazia Ramzan return to school
    By Reuters - Published: November 29, 2012 via The Lahore Times



『西側』 皆さまに出来るのは、タリバン以上のヤバンな行為から即刻手を引くこと。犠牲者を一人でも減らすために−−−

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