シリア内戦Ｗａｔｃｈ； その１６ 〜 イラク侵略の二の舞 −−− いつか来た道
⇒ シリア内戦Ｗａｔｃｈ； その１５ 〜 アルゼンチンメディアによる、アサド大統領インタビュー
出典： The EU and Syria / Truthdig CARTOONS
優勢な政権側が非効率的な化学兵器を使用する戦略的な意味も無ければ、その様な愚を敢えて冒す政治的な理由もない。軍事的にも政治的にも不要であったにもかかわらず、実際に人間に使ってみたくて原爆をヒロシマ・ナガサキに落としたトルーマンほどアサドは馬鹿では無い。アメリカは、イラク侵略に 「国際社会」 を引っ張り込んだ時と同様のねつ造・詭弁をまた展開、今度の目的は親米テロリストへの武器供給。その尻馬に乗ろうとする某軍事ヲタク政権を選んだ某国民も共犯になろうと云うワケだ。クソ政権はＧ８でのええかっこしいのためにとんでもない土産持参の様なので、関連部分のみ先に投稿；
米政府、「シリア政権側が化学兵器を使用」 最大150人殺害
ＡＦＰ＝時事 6月14日(金)6時58分配信
−−−「われわれの情報団体は、アサド政権が昨年、神経ガスのサリンを含む化学兵器を、反体制派に対して小規模に複数回使用したと判断している」 （以下略、引用終わり）
◆シリアの化学兵器使用は「捏造」 露下院委員長
産経新聞 6月14日(金)18時28分配信
※ アホメディアらしい記事。 『北方領土で強硬発言する露助のタワゴト』 とでも言いたそう。
◆シリア政府のサリン使用に疑いなし、あらゆる選択肢検討＝仏外務省
ロイター 6月5日(水)11時8分配信
◆ロシアが安保理決議案に拒否権行使、シリア内戦めぐり
ＡＦＰ＝時事 6月3日(月)17時22分配信
※ アメリカのごり押しだけが通る独裁体制が少しは崩れたか。
反体制派への武器供与承認＝化学兵器使用でオバマ大統領―米紙
時事通信 6月14日(金)10時35分配信
◆＜ＥＵ＞シリアへの武器禁輸制裁限定解除 反体制派に供給へ
毎日新聞 5月28日(火)2時30分配信
◆EU、兵器供与で温度差＝積極派は英仏だけ―シリア内戦
時事通信 5月28日(火)20時38分配信
◆国連:シリア政権非難決議へ 「化学兵器の脅威」に懸念
毎日新聞 2013年05月15日 20時34分（最終更新 05月15日 20時48分）
−−−決議案にはアサド政権による化学・生物兵器使用の脅威に「重大な懸念」を表明し、国連による調査を歓迎する方針が明記された。 （以下略、引用終わり）
※ おや、舌の根も乾かぬうちに化学兵器を使用したのは政権側にすり変わってしまった様で。アメリカの私物化にヘーコラする国連に、もはや調整や調停など無理。
反体制派の使用に疑問＝シリア化学兵器の調査継続―米
時事通信 5月7日(火)6時16分配信
※ イランの核兵器インネンについても同じ。自分達に都合の悪い情報は全て拒否。ＵＮもＩＡＥＡもそれに屈して情報をねじ曲げるからおかしなことになる。韓国人や日本人をヘッドに据えれば、アメリカの言い分は何でも通る。ナメられるに値する両国、奴隷の悲哀。
◆UN: No clear proof of Syria chemical arms use
Last Modified: 06 May 2013 20:39, Al Jazeera English
◆Syrian militants used chemical weapons: UN investigators
Sun May 5, 2013 11:11PM GMT, PRESSTV
※ 元々はシリア政権側が化学兵器を使用した、と言われて開始した調査。確たる証拠が見付からないか、あるいは国連、つまりアメリカにとって不都合な証拠が見付かり隠ぺいしようとしているかのどちらか。
★ これ以前の関連記事は末尾にまとめて掲載。なお日本語記事はほぼ全てリンク切れの筈。
で、軍事ヲタク政権のとんでもない手土産とは−−−
日本、シリア反体制派に直接支援…医療分野など
読売新聞 6月11日(火)12時58分配信
Ｇ８での人気取りを目論む、軍事ヲタク政権の自滅的な発想。アメリカに追従してテロリストを直接支援なんて、たとえコトバだけにしろ平和を希求する筈の国家としてはあり得ない暴挙 、馬っ鹿じゃなかろか？？？ 明らかな間接的戦闘行為とおもうが。 医療分野などでの 『貢献』 をしたいなら、赤十字 （赤新月社？） 直接支援、あるいは内戦が産み続ける被害者； 難民支援以外は現状あり得ない。 「軍事的な用途に転用されず、紛争の助長につながらないような分野に限ってと考えている」 、馬鹿な日本の役人の作文レベル。具体的にはどんな分野か？ 調査能力も無いくせにどうやって使途を確認するつもりか？ 悪党相手に小役人のヘリクツが通じるとでも思っているか？ 呆れるほど近視眼的、いや老眼的。奴隷根性丸出し。やっぱりジミントー。
アフガニスタン侵攻、イラク侵攻、リビアへの干渉等全てのアメリカの国際犯罪を追認することで、日本はヒロシマ・ナガサキの犠牲者の何倍もの非戦闘員のいのちを間接的に奪い続けていると云う認識はあるか？ 今回更に、現政権を倒したい反体制派を 『日米同盟の証』 気取りで直接支援することで、シリアがどうなるか予見出来ないほどの馬鹿揃いか？ それが本当に国民の総意か？
Ｇ８会場周辺での抗議活動は、回を追うごとに激しくなっています。アベノスキャンダルなんて自滅的なボケは放っておいて構わないけれど、紛争・戦争・内戦に加担する行為はＧ８内でも思わぬ反発を喰らう可能性大。また 『シャラップ』 とでもぬかすつもりか？
★ 以下、化学兵器使用に関するドタバタの報道をまとめて紹介；
◆
記事： As U.S. Moves to Arm Syrian Rebels, Questions Raised About Reports of Chemical Weapons Attack
Thursday, May 2, 2013, Democracy Now !
◆Syria and chemical weapons? The United States and Israel don't have a leg to stand on
Foreign Policy in Focus, 2 May 2013 @ Stop the War Coalition
◆Syria and the 'Red Line' Nonsense
Apr 30 2013, Fairness & Accuracy In Reporting, Inc. (FAIR)
◆Obama: US Unsure Who Used Chemical Weapons in Syria
April 30, 2013 @ 3:59 pm, Antiwar.com Blog
◆Obama’s Chemical Weapons ‘Red Line’ Is Even More Propaganda Than You Think
April 30, 2013 @ 7:16 am, Antiwar.com Blog
◆Syria and sarin gas: US claims have a very familiar ring
Sunday 28 April 2013, Robert Fisk @ The Independent
◆Syria nerve gas claims undermined by eyewitness accounts
The Observer, Saturday 27 April 2013 23.01 BST
◆Reporting 'Says' Rather Than 'Says It Believes' Could Make a War of Difference
Apr 26 2013, Fairness & Accuracy In Reporting, Inc. (FAIR) Blog
◆＜シリア化学兵器＞独「証拠はない」 米の可能性指摘に対し
毎日新聞 4月29日(月)21時39分配信
◆＜シリア＞情報相「米欧信用できない」化学兵器使用を否定
毎日新聞 4月27日(土)10時51分配信
◆シリアがサリン使用の可能性、対応策決定には確証必要＝米分析
ロイター 4月26日(金)8時20分配信
※ アメリカの云う 「確証」 なぞ、イラク開戦に踏み切るためにねつ造したものと同じ程度。シリア・イランを潰したいイスラエル、それに引きずられ、かつ景気回復も目指したい世界最大の死の商人アメリカ、それらのおこぼれにあずかりたい英仏は開戦を目論んでいるのでしょう。
◆シリアで化学攻撃の形跡なし＝米
時事通信 3月22日(金)11時11分配信
◆「反体制派の中傷狙う」＝シリア化学兵器使用情報―米
時事通信 3月20日(水)6時28分配信
◆アサド政権、化学兵器を使用か＝反体制派が主張―シリア北部
時事通信 3月19日(火)22時58分配信
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