遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

淡路島を震源とするM6の地震: 本震の震央に関して

   淡路島を震源とするM6の地震 (速報)


余震も収まった様なので、震央 (=震源の真上の地上) に関する幾つかの資料を紹介;


淡路島地震 - Wikipedia

    今回の地震。なお震源に関しては明らかな誤記があります; 『この地震震源は、18年前の1995年1月17日に発生した兵庫県南部地震阪神・淡路大震災)の震源明石海峡付近)の南東約30km付近』 は、正しくは 南西 でしょう。それに続く部分 『また同地震震源域(余震域)の南東端付近に位置しており』 についても、南西端 では?


本震の震源(震央)
 
  出典: 気象庁|地震情報

  
   
    出典: 気象庁 震央地名(近畿・中国・四国地方)

  
   
    出典: 最近の大きな地震 震源情報 / Hi-net自動処理震源マップ

  
   
    出典: 上掲図の拡大、 印が震央。



六甲・淡路島断層帯(地震調査研究推進本部)
  2013年04月13日08時53分、ONETOPI

  −−−野島断層の南に浅野断層と水越撓曲(とうきょく)というのがありますが、このどちらかが動き、今朝の最大震度6強地震となった可能性があります (以下略、引用終わり)

  
   
    出典: 六甲・淡路島断層帯 / 地震調査研究推進本部



一方、判明済みの断層とは別の断層ではないか? との観方もある様子。震央から判断してその可能性が高そう;


未知の活断層活動か=広義の「阪神大震災余震」―淡路島中部・東北大教授
  時事通信 4月13日(土)17時36分配信

  −−−同島中西部の「江井崎」(淡路市)から南へ10キロ弱の範囲に未知の短い活断層が存在する可能性があるとの見方を示した。同日の余震の分布に基づく推定で、逆断層型とみられるという。 / この活断層は、政府の地震調査委員会が2005年に長期評価を公表した「六甲・淡路島活断層帯」のうち、「淡路島西岸区間」(長さ約23キロ)と「先山断層帯」(同約12キロ)の間に位置する。淡路島西岸区間には、1995年の阪神大震災震源となった「野島断層」が含まれる。 (以下略、引用終わり)

  
   
    出典: 兵庫県の活断層
       注; 水色部分は海ではなく兵庫県

  
   
    出典: 兵庫県の活断層-六甲・淡路島断層帯-パンフレット(平成17年3月発行)

  
   
    出典: 01地域防災計画(地震編).pdf / 兵庫県 » H24修正(地震編・風水害編) / 総務省消防庁
    参考: 兵庫県防災会議 / 兵庫県



注目されていなかった淡路島西岸にしろ、まして未知の断層なら尚更のこと、再評価が必要でしょうね。

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