遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

妊婦の血液でダウン症検査スタート

   ブログ内過去関連記事



血液検査による出生前診断がスタート。差別を助長し兼ねないから慎重に、いやそうは言っても実際には障がいを持つ家族の負担が大きいから大歓迎、等々賛否両論がある様子。スタートに至る経緯の一部のみ紹介。なおリンク切れがあるかも;


出生前診断、異常わかるのは3種類だけ ネットでも母親の切実な声
  J-CASTニュース 4月2日(火)20時4分配信

   言わずもがなですが、ネットの意見が代表的なものとは限らないし、まして全てではありません。念のため。

   指針•共同声明についてのJDS見解
    平成25年3月20日、財団法人日本ダウン症協会 (下掲記事も参照)

   関連学会への要望書
    平成25年3月20日、財団法人日本ダウン症協会 (下掲記事も参照)


新型出生前診断:東京・昭和大病院で始まる
  毎日新聞 2013年04月01日 20時49分

   日本医学会臨床部会運営委員会「遺伝子・健康・社会」検討委員会

   拡がる遺伝子検査市場への重大な懸念表明 (会見資料)
    2012年3月1日、 日本医学会臨床部会運営委員会 / 「遺伝子・健康・社会」検討委員会


新出生前診断、1日から 遺伝相談重視、17施設で順次
  2013年3月31日、アピタル(医療・健康)(朝日新聞の医療サイト)


「世界ダウン症の日」でイベント=新出生前診断「命の選別悲しい」―東京
  2013/03/20-18:29、時事ドットコム

   「世界ダウン症の日」公式サイト

  
   
    記事: Let Us In - I Want To Work!
        国際ダウン症連合(Down Syndrome International:DSI)の2013年啓発ビデオ「LET US IN-I WANT TO WORK!」に、伊藤隆史さん(29歳・東京都)登場!
        2013/03/19、財団法人日本ダウン症協会 (下掲記事も参照)


出生前診断:初の実態調査へ 13年度に厚労省研究班
  毎日新聞 2013年03月12日 11時02分(最終更新 03月12日 11時18分)


<出生前診断>新サービス発表 カウンセリングなしに議論も
  毎日新聞 2月21日(木)19時25分配信

  新出生前診断 「渡米で採血」民間業者があっせんへ
    財団法人 日本ダウン症協会(JDS)大阪支部


対象の妊婦35歳以上=実施病院も限定、新型出生前診断―初の指針案・産婦人科学会
  時事通信、保険ニュース転載


「妊婦への説明重要」=新型出生前診断でシンポ−産婦人科学会
  2012/11/13-21:37、時事ドットコム


日本ダウン症協会がメッセージ 出生前診断に迷う妊婦へ
  読売新聞(ヨミドクター) 9月7日(金)11時27分配信


財団法人 日本ダウン症協会


   出生前検査・診断についてのJDS の考え方

   新型の出生前診断についての報道と 日本産科婦人科学会へ提出したJDSからの要望書
    2012/08/29


妊婦の血液でダウン症検査=高い精度、来月にも開始―国立成育医療研究センターなど
  時事通信 8月29日(水)12時45分配信

  −−−異常が見つかった場合には、人工妊娠中絶につながる可能性があり、論議を呼びそうだ。 (以下略、引用終わり)



是非についての判断を出来る立場にはありませんが、お手軽な 『いのちの選別』 には強い反感を覚える一方、たとえばダウン症に対して 『世間』 がいだく誤解・偏見、家族への経済面その他負担を考えると仕方がないのかなぁ、と云う気もします。ホモ・サピエンスのいのちに関する科学の発展は大変結構なことですが、経済効率しか考えないそれは諸刃の刃。『産まれて来る赤ん坊のデザイン』 の是非については世界的な議論がある様子。でも 『神の領域』 に踏み込むだけの バックグラウンド 基盤が整備されていない事だけは確かと思います。特に日本では、異質なものを排除・無視 (村八分?) する傾向がありますから。(だから世界に例を見ないほど治安がよいのですが)