遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

ブロンコ・バンマ 2期目のアメリカ合衆国大統領就任式

   Bronco Bamma 再選


再選された ブロンコ・バンマ の2期目 就任式 が行われます;

  • アメリカ合衆国憲法修正第20条により、大統領選挙一般投票翌年の1月20日正午(アメリ東部標準時、当日が日曜日の場合は1月21日)より新大統領の任期は開始されるが、憲法第2条第1節により、アメリカ合衆国大統領はその職務を執行する前に



    私は合衆国大統領の職務を忠実に遂行し、全力を尽して合衆国憲法を維持、保護、擁護することを厳粛に誓う(もしくは確約する)。




    との宣誓(oath)(または確約(affirmation))をする義務がある。明文上の規定はないが、宣誓の場合は最後に「So help me God.」(神よ照覧あれ)と付け加えるのが慣例。大統領就任式は新大統領の就任を国内外に宣明する式典であるとともに、式典のハイライトである就任宣誓は法的手続きでもある。宣誓は首都ワシントンD.C.アメリカ合衆国議会議事堂前で、新大統領の任期開始時刻と合わせて行われる。就任式当日は祝日となる。 (以上、上掲ウィキペディアより引用)


   EST 東部時間 / 日本と ワシントンD.C. との時差は、14時間です。日本の方が、14時間進んでいます。

   オバマ大統領、2期目就任宣誓…日曜日で簡素に
    読売新聞 1月21日(月)2時0分配信



そういや、南米ベネズエラの大統領チャベスは4選されたものの、キューバでのがん治療のため就任式が出来ませんでしたっけ。


未知数であるため期待が大きかった最初の就任式と比べて注目度が高いとは云えない様ですが、日本には 宗主国の将軍様の熱烈なファン? がいる みたいだし、お祭り好きも多そうなので、以下セレモニーの紹介;


Fifty-Seventh Inaugural Ceremonies to Swear-In the President of the United States January 21, 2013 Joint Congressional Committee on Inaugural Ceremonies

   Second inauguration of Barack Obama - Wikipedia


Presidential Inauguration 2013 - A Guide to Inauguration Events in Washington, DC


Democracy Now! LIVE Presidential Inauguration 2013 Coverage


いつもながら英語あるいは演説の教材としては秀逸だが、どうせまた中味の無い、優等生的で空虚な演説でしょう。1期目の経過・結果を見ればウソばかりでしたね。そんなものより、時代を超えて語り継がれる演説を何度も聴く・真似る方がはるかに役に立ちまっせ;


I Have a Dream

  • 演説の題名

    "I Have a Dream" として知られるこの演説は様々な版を重ねてきており、またその時々に合わせて記されてきた。演説は単一の版ではなく複数の草稿が組み合わされたものとなっており、最初は "Normalcy, Never Again" となっていた。この題での版の演説は "I Have a Dream" にはほとんど用いられておらず、最終版には "Normalcy Speech" という題の演説文が含まれていた。"Normalcy, Never Again" の原稿はモアハウス・カレッジのマーティン・ルーサー・キング・ジュニア・コレクションに所蔵されている。しかしながら "I have a dream" という語句が演説全体で用いられていたことや、アフリカ系アメリカ人ゴスペル歌手 マヘリア・ジャクソン が演説終盤に「あなたの夢を語って」と叫んだことから、キングはあらかじめ用意していた演説を中断し、"I have a dream" という語句を強調して説き始めた。 (文中リンクは引用者による。以下略、引用終わり)


   「私には夢がある」(1963年)マーティン・ルーサー・キング・ジュニア

   MLK


オバマキング牧師は比較されることが多い。例えば−−−


King: I Have a Dream. Obama: I Have a Drone
  Thursday, January 17, 2013, Norman Solomon's ZSpace Page


時代が違うので単純比較は可哀想ですが、どう見ても格が違う。



−−− 田中宇さん の最近の有料記事 [独裁化する2期目のオバマ] で、『最大の案件は外交問題だ。議会多数派の共和党が、好戦的な世界戦略を変えることを拒否しているのに対し、オバマ政権は、財政難で軍事費の削減が必要なので好戦策を続けられないとの理屈で、議会の批准が必要な条約の締結などを経ず、国際協調策に転じようとしている。』 との観方を披露されていますが、どんなものでしょう。私は、将軍様の国際協調は表向きだけ、経済的負担を他同盟国に押し付けて軍事的な覇権にしがみつき続けるだろう、と勝手に見ています。財政的に破たんしてくれれば 「西側」 は総崩れ、その時にはG20を中心とした国際協調が実現するかも知れませんが。 『強いアメリカ』 なる歪んだマチスモは迷惑この上なし。先日紹介の ロン・ポールさんコメント 通り、 "You are Not 'King Of The World'" です。

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