遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

ヨーロッパは誰のもの ? ミス平和コンテスト 授賞式: 続報

   ヨーロッパは誰のもの ? ミス平和コンテスト 授賞式
   「地球上で最多の核兵器を持ち、配下の兵士がイラクやアフガンで罪もない市民を殺害し続けているのに、なぜ平和賞なのか」



授賞式の12月10日って、 Alfred Nobel (21 October 1833 – 10 December 1896) の命日に当たるんですね。時代が変わったとはいえ当初の崇高な理念はどこへやら、いつの間にやらミスコンレベルに−−−



 
  記事: EU accepts Nobel prize amid criticism
      Last Modified: 10 Dec 2012 17:01, Al Jazeera English



 
  記事: 2012 Nobel Peace Prize Goes to the European Union Amid Opposition from Three Former Laureates
      Monday, December 10, 2012, Democracy Now !



 
  記事: Does the EU Deserve the Nobel Peace Prize? Critics Condemn Role in Brutal Greek Austerity
      Monday, December 10, 2012, Democracy Now !



 
  記事: Norwegian Peace Activist: Top Role in Global Arms Trade Makes EU Unworthy of Nobel Prize
      Monday, December 10, 2012, Democracy Now !



 
  記事: A "Radical Idea" Reversed: Author Says Nobel Committee Has Betrayed Founder’s Anti-Military Intent
      Monday, December 10, 2012, Democracy Now !


日本でのEU授賞に関するニュースは鬱苦しいものばかり;


<ノーベル平和賞>EU大統領「欧州は希望」

  毎日新聞 12月11日(火)2時31分配信

  −−−EUは、市民の声を尊重する民主主義を保障し、人権を尊重し、社会保障に巨額を投じ、環境を保護してきた。これらの価値は「欧州独特のもの」で、今なお「理想として世界の目標とされている」と述べた。この価値が「ソフトパワー」として周辺国や世界に「平和の効果」を及ぼし、かつて戦火が絶えなかったバルカン半島にも安定をもたらしていると分析した。 / こうした平和と安定は、今では当然のように思われ、「獲得するのにいかに困難が伴ったかを思い出す必要がある」と指摘。緊張する東アジアを巡り、この「欧州の教訓」が「平和と安定が他の地域でも達成できる先例となりうる」と述べた。 (以下略、引用終わり)



臆面もなく、現実をねじ曲げてよくこれだけホザけるものだ、さすが政治屋さん、と感心するばかり。EUが理想として世界の目標だって? 担がれた軽いパーも同じ様なことを言ってましたっけ。で、世界は少しは平和になりましたか? 目標が間違っているから、行先は真逆なんですが。

.