遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

ヨーロッパは誰のもの ? ミス平和コンテスト 授賞式

   2012年 ノーベル賞狂想曲



ヨーロッパは誰のものか? 株式会社に例えるなら、さしずめ株主は王侯貴族と一部資本家、その信任の下株主の利益のためだけに各構成国を運営しているのが政治屋さん達。 臣民 は生かさず殺さず、適当に 「自由」 やら 「エサ」 、偽りの 「平和」 などを与えて市民であると勘違いさせているだけ、旧態依然。EU統合だの統合強化だのに民意などカケラも無い。エリートの皆様がアメリカに負けない強いヨーロッパを目指すのは勝手だけれど、臣民の生活は破たん。更に言うなら、過去さんざん喰い散らかしたアフリカなんて、もっと悲惨;


晩さん会は華やかに=音楽に花、料理に舌鼓―ウエーター260人・ノーベル賞
  2012/12/10-08:04、時事ドットコム

   たかがお手盛りのミスコンの授賞式、苦しむ構成国の臣民やら旧植民地を余所にいい気なものです。


EU not worthy Nobel winner, say protesters
  The Irish Times - Monday, December 10, 2012


Rechazan entrega del Premio Nobel a la Unión Europea
  9 Diciembre 2012, Cubadebate


Norwegian protesters say EU Nobel Peace Prize win devalues award
  Christian Science Monitor – Fri, Dec 7, 2012 via Yahoo! News


所詮ミスコンレベル以上の賞では無いことは広く認識されているでしょ? この期に及んでもまだノーベル平和賞に権威があるなんて考えている馬鹿がいること自体信じられない。百歩譲って権威が残っていると言うなら、せめて 『平和』 の定義をハッキリして欲しいものです。


ミスコンの華やかさ? と裏腹に、すさんだヨーロッパを垣間見られる報道も少なくは無い。直近のものだけでも;


アングル:緊縮策のギリシャで「移民危機」、社会不満のはけ口に
  ロイター 12月9日(日)9時41分配信


伊モンティ首相、辞任へ=政権運営困難と判断か
  時事通信 12月9日(日)6時11分配信

  首相再出馬、正式表明=ベルルスコーニ氏―一時引退言及も「復帰は責務」
    時事通信 12月9日(日)1時28分配信

   ヨーロッパにお似合いの下衆。でも馬鹿丸出しだから、変に取り繕った北のエリート達よりはマシかも。



さてこのおままごとはどこで破たんするか? ヨーロッパの臣民は市民になれるか?
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