物理学の懸案: 聖杯 を見付けたかも (2012年7月5日加筆)
⇒ 素粒子物理学 の標準理論 完成か?? 続報: ヒッグス粒子 / ブログ内 2011-12-15
⇒ 素粒子物理学 の標準理論 完成か?? / ブログ内 2011-12-10
最終的に撤回された超光速のニュートリノの時と同様 CERN: 欧州原子核研究機構 は断定的な発表はしていませんが、エキサイティングであることは同じみたい。当記事投稿時点で CERN サイトトップ に掲載されているプレス・リリースは;
◆CERN experiments observe particle consistent with long-sought Higgs boson
PR17.12 / 04.07.2012, CERN Press Release
◆ATLAS実験とCMS実験、ヒッグス粒子とみられる新粒子の観測に成功
マイナビニュース 7月4日(水)22時10分配信
分かり易い! ニュートリノも素粒子 - 5分で理解する素粒子の基礎
2011/11/02、マイナビニュース
分かり易い! HiggsTan(ひっぐすたん)
秋本祐希、東京大学 大学院理学系研究科
特任研究員 (理学博士)
◆ 素粒子物理学の解説サイト「ひっぐすたん」 素粒子かわいいよ素粒子
2012年07月04日 19時29分 更新、ねとらぼ
◆「ヒッグス粒子」発見なるか、7月4日に最新研究結果発表へ
ロイター 6月29日(金)17時36分配信
◆ヒッグス粒子とみられる新粒子発見がどれだけのレベルですごいことなのかがよく分かる現場の写真まとめ、ピーター・ヒッグス氏も登場
2012年07月04日 19時51分14秒、GIGAZINE
◆ヒッグス氏をノーベル賞に「推薦」=ホーキング博士、賭けで100ドル負け
時事通信 7月5日(木)7時45分配信
◆ヒッグス粒子提唱の学者「放心状態」、CERNとは皮肉な過去も
ロイター 7月5日(木)15時6分配信
めでたそうなことではあるが、一体何がどう凄いのか? 過去記事でも紹介の ギズモード・ジャパン記事 から改めて抜粋 (文中のリンクは引用者による) しますと−−−
- ほとんどの物理学者は、 ヒッグス場(Higgs field) が宇宙のそこら中に存在する、と考えています。このヒッグス場を担う媒体(キャリア)としてヒッグス粒子は、他のあらゆる素粒子と相互作用しているんですね。それはちょうど「スターウォーズ の ジェダイ の騎士が『フォース』を担う媒体の役目を果たしているようなものだ」と、LHC建設中にナショナル・ジオグラフィック誌はうまい喩えを使って紹介していますが、まさに「このフォースは我々を取り囲み、我々を貫通している。これは銀河系をひとつに束ねる力である」という オビ=ワン・ケノービ の台詞がそのまま現実になったものなのです。
- ヒッグス粒子は 素粒子物理学 の標準理論の枠組みに欠かせない重要なパートを占める粒子。なのですが、唯一未発見の粒子で、誰も未だにその存在を示す証拠は掴めていない のです。あんなデカい円型加速器をこしらえたのも、そもそもこのヒッグス粒子の尻尾を取っ捕まえることが究極の目標のひとつなんですね(あとの目標はタイムトラベル、異次元に抜ける穴を開けること)。 / ヒッグス粒子の発見は、宇宙の成り立ちを考える理論の土台に関わる一大事。
経過を見守ることに。