シリア情勢の報道: 相当露骨な情報操作が行われていないか??
悪魔のアサド大統領 vs 人権擁護の国連・アメリカの図式 −−− そんなことはあり得ない。あまりに一方的過ぎる報道にはうんざり;
シリア反体制派が反撃“内戦状態”懸念強まる
テレビ朝日系(ANN) 6月11日(月)6時38分配信
シリア安保理制裁も視野 国連特使と米が対応協議
テレビ朝日系(ANN) 6月9日(土)13時46分配信
「人間の尊厳と正義傷つける」=シリア虐殺事件を強く非難―米
時事通信 6月8日(金)7時56分配信
シリア大統領の出国要求=「虐殺にうんざり」―米国務長官
時事通信 6月7日(木)21時12分配信
※ この死神婆にもうんざり。テメエが仕組んでやってることだろ?
アサド政権、狙いは停戦妨害=「アルカイダと協調」―シリア反体制派
時事通信 5月11日(金)18時33分配信
※場合によりある組織がハク付けのために名乗るものの実態の無い (あるいは実質CIAの管理する) 『アルカイダ』 を使う時は、ほぼ間違いなく情報操作。シリア反体制派イコール 「西側」 の軍事・財政支援を受けたテロリスト、アメリカのお株を奪うような主張 −−− と批判されても、反論出来るだけの裏付けは無いでしょう。
<シリア>人民議会選実施「ばかげている」と批判…米国務省
毎日新聞 5月8日(火)10時31分配信
国連事務総長が米機関から表彰 ワシントンで講演も
聯合ニュース 5月8日(火)9時16分配信
シリア議会選、正当性ない=国連総長
時事通信 5月8日(火)6時7分配信
潘事務総長が「卓越したリーダー賞」 米機関から
聯合ニュース 4月24日(火)13時44分配信
※ 潘もアマノも 『卓越したマリオネット』 の間違いでしょう。
人権侵害の技術支援に制裁=シリアやイランの弾圧で―米
時事通信 4月24日(火)0時9分配信
−−−深刻な人権侵害を情報技術面で支援している海外の企業や個人を標的に制裁を発動すると発表した。 / 中東民主化運動で大きな役割を果たしたソーシャルメディアや携帯電話などの情報技術が、インターネットの監視や携帯電話の傍受といった形でシリアとイランの弾圧に悪用されていることを踏まえ、情報技術の側面からも圧力強化を狙った。 (記事終わり、引用終わり)
※ テメエらのやってることはどうなの? 『深刻な人権侵害を情報技術面で支援』 して来た実績はアメリカが世界一、『インターネットの監視や携帯電話の傍受』 だってその規模・技術からして世界一、笑わせるな、バカ。
『自由シリア軍』 だの 『反体制派』 は、それがもしアメリカあるいは西側国内のものなら間違いなくテロリスト扱い。直接・間接に彼らに財政的・軍事的な援助を与えて不都合な政権転覆を図るのはアメリカの十八番。過去記事同様に、 『西側』 報道とは随分異なる報道を挙げましょうか;
◆CIA, MI6 agents direct massacres in Syria: American analyst
Sun Jun 10, 2012 12:48PM GMT, PRESSTV
◆Stepped Up Media War on Syria
Sunday, June 10, 2012, SteveLendman Blog
◆Stephen Lendman Veterans Today
◆Zionists using three-track strategy to destroy Syria: Analyst
Sun Jun 10, 2012 12:13PM GMT, PRESSTV
◆Israel Formulates Tripartite Plot to Destroy Syria
Global Research, June 4, 2012
◆Report: Syrian Rebels Responsible for Houla Massacre
June 09, 2012, News from Antiwar.com
唯一間違いのない事実は、いつものことですが、プロパガンダに利用されて殺害される無関係の市民がいること;
◆<シリア>床に血だまり…虐殺の村の映像公開 国連監視団
毎日新聞 6月9日(土)19時13分配信
◆After earlier obstructions, UN observers reach reported site of massacre in Syria
8 June 2012, UN News Centre
馬鹿で稚拙なのか意図的なのかは別として、アメリカが 『自由と人権を護る』 と称して介入した後には、介入前より多くの犠牲者が出てその国内が荒廃し内戦状態になります。イラクしかり、アフガニスタンしかり、リビアしかり。内戦が、現在シリア等で展開する様な代理戦争で無いなら、それを解決出来るのはその国の国民だけ。以前紹介した論説中にもあった様に、もしアメリカの南北戦争に旧宗主国が介入していたら、その後のアメリカの繁栄は無かった筈です。アメリカがテロリストへの全ての援助を止めればアサドも応戦せずに済むでしょう。その状態ならば、アナン特使なら事態を収拾出来る筈。
◆露外相「シリア介入、あくまで反対」 大統領退陣は容認
CNN.co.jp 6月10日(日)11時21分配信
◆米国民の60%、シリア騒乱停止の介入は不必要 世論調査
CNN.co.jp 6月9日(土)16時42分配信
目先の残忍で 『主権・人権を踏み躙る』 馬鹿な戦争を回避させる; 言い換えればアメリカの暴走を止められるのは、国連における中露。でもそれ以上に、アメリカの有権者の良識に期待。