遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

2011年東北地方太平洋沖地震 その112: 気象、 余震・釈愚式予測、 ハイチはどうなっている? その37

.
 気象庁


  西へ行った台風4号は熱低に、同じく日本からそれた5号は中国・DPRK直撃 (それはそれで心配) コースを取っているので日本への直接の影響は無さそう。


  現時点での警報・注意報など確認様リンク集は;

   防災気象情報
   気象統計情報 (火山含む)
   報道発表資料




 地震・余震発生状況


  防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網


  地震情報(震源・震度に関する情報)、震度3以上 / 気象庁


  Earthquake List for Map of Asia Region / USGS




【釈愚さんのブログ 「心安らかなる日々」 より】


 地震・余震予測


   6/25〜6/26 予測 :【注意報(低)】
    2011年06月25日 13時16分49秒


    


  6/24〜6/25 予測
    2011年06月24日 13時00分00秒



 ■ 更新情報・考察


  (考察) 浦河と三陸沖の地震を考える
    2011年06月25日 03時38分10秒




日本以上に苦しんでいるハイチについては他ニュースも相当溜まっていますが、主要なものを以下紹介しておきます;


Haiti Facts Seventeen Months after Earthquake
  Published on Thursday, June 23, 2011 by CommonDreams.org


   数字を列挙した地震発生17ヶ月レポート。地震による死亡者数は6.5〜23万人 (/総人口約1千万人)、被災者総数約2百万人、 (レポート発表の6月23日時点で) 25〜80万人が首都ポルトープランスおよびその周辺で衛生環境の劣悪なボロテント暮らし、100万人超は崩壊寸前の建物で生活。32万件のコレラ症例 (地震前はゼロ、国連のお土産)、死亡者総数5,335人、病院での治療を受けられたのは約17万人。テント暮らし平均174人にひとつのトイレ、人権は −−− 悲惨極まりありません。日本などまだマシ。


で、別のレポートも発表されています;


世界の「破綻国家」ランク、ソマリアが首位 4年連続
  CNN.co.jp 6月23日(木)16時42分配信

  
  世界177カ国を対象にした「破綻(はたん)国家」の指数調査で、 (中略) 非営利機関(NPO)の「Fund for Peace」がまとめた報告書で (中略) 米誌「Foreign Policy」が21日に掲載したもので、2位から4位まではチャド、スーダンコンゴ民主共和国(旧ザイール)とアフリカ諸国が並び、5位はカリブ海のハイチだった。昨年1月に大地震に見舞われたハイチは2010年の同様調査では11位だった。  (中略) ハイチについて同NPOの責任者は、国内情勢が早急に好転するとは思えないとの悲観的な見方を表明。過去の破綻国家調査で同国が上位15カ国から外れたことがないことから、今後もこの状態が続くと予想した。 (以下略、引用終わり)


   The Failed States Index 2011 Interactive Grid The Fund for Peace


     馬鹿なヤンキー、手前味噌の典型。それだけならまだしもハイチについては、震災復興責任者は一体誰なのか? 震災後の混乱に付け込み、選挙管理委員会に選挙を強行させ、かいらい政権を誕生させたのは誰? 上掲17ヶ月レポート見て明らかな様に、死亡者数さえ大きな幅があり住所の定まらない被災者が多数いてまともな選挙人名簿さえ無かった筈。また、ハイチに「寄生」する多数の 「同胞」 NPOも状況悪化に大いに貢献していることを知らないのか? 他人事の様な分析であり、全く胸糞が悪くなる。ハイチは "Failed by U.S.A." 、アフリカ諸国については "Failed by France and other European countries" でしょう。自助努力さえさせてもらえないハイチは、日本も含めた 「国際社会」 から完全に見捨てられましたね。