遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

2011年東北地方太平洋沖地震 その110: 気象、 余震・釈愚式予測 ほか (随時更新)

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比較的大きな地震が発生;



出典: 地震情報(各地の震度に関する情報)
個別の情報 とビミョーに異なる。版が違うのでしょうか。


  青森県  震度5弱 階上町道仏* 東通村小田野沢*
       なお、*印は気象庁以外の震度観測点についての情報です。


津波警報は解除済み:



出典: 津波警報・注意報


念のため;


東通原子力発電所 - Wikipedia


  1 東北電力
    1.1 1号炉
    1.2 2号炉(計画中)

  2 東京電力
    2.1 1号炉(建設中)
    2.2 2号炉(計画中)


東通原子力発電所|東北電力


6月20日〜6月21日東通原子力発電所運転日報(PDFファイル)
  平成23年6月22日 / 東北電力株式会社 / 東通原子力発電所


  【6月20日(月)〜6月21日(火)】 ○第4回定期検査中です。


トラブル等対応要領(青森県・東通村・東北電力)に基づく報告事象




 気象庁


 大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第3号
   平成23年6月23日16時32分 気象庁予報部発表

   −−−北陸地方東北日本海側では、これから24日夕方にかけて、断続的に雷を伴った1時間に40から50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。東北太平洋側でも、24日昼頃にかけて雷を伴った1時間に30から40ミリの激しい雨の降る所があるでしょう。 これまでの地震の影響で地盤が緩んでいる所があります。がけ崩れや山崩れなどの土砂災害、低地の浸水、河川の増水やはん濫に警戒して下さい。 / また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意して下さい。 (以下略、引用終わり)



   東日本大震災:岩手の沿岸部 0メートル以下1.8倍に
    毎日新聞 2011年6月22日 21時29分


  現時点で有効な警報・注意報は、 メアリーちゃん東北・北陸 / 洪水予報山形・福島・新潟県 / 土砂災害警戒情報四国・九州、ただし期限切れ / 竜巻注意情報火山名 三宅島 火山ガス予報 のみ。火山情報については 気象庁 火山 参照。なお今朝の地震「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」について(第48報)/ 報道発表資料 参照。




 地震・余震発生状況


  防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網


  地震情報(震源・震度に関する情報)、震度3以上 / 気象庁

    上掲資料参照。


  Earthquake List for Map of Asia Region / USGS

    Magnitude 6.7 - NEAR THE EAST COAST OF HONSHU, JAPAN / 2011 June 22 21:50:48 UTC




【釈愚さんのブログ 「心安らかなる日々」 より】


 地震・余震予測


   6/23〜6/24 予測 :【注意報(中)】岩手県青森県宮城県、北海道南東部、【注意報(低)】福島、茨城、千葉
    2011年06月23日 12時43分53秒


    −−−三陸沖の温熱流が実際にM6.7の地震を起こす力を持っていることがわかった以上、注意報を出すこしにします。6月9日から今朝までの約2週間、この位置に停滞していたのですが2週間の間いったい何で地震が発生しなかったのかということは、これから分析しないといけない事柄のひとつです。 (以下略、引用終わり)


    


  6/22〜6/23 予測
    2011年06月22日 12時50分34秒



 ■ 更新情報・考察


  ※ (以下、引用者注) 上掲昨日の予測で、『三陸沖にある真っ赤な動かない温熱流はその勢いを減じることはありません。これまでの経験にもとづけば、このぐらい成長した温熱流だと、M7やM8クラスの地震が起こっても不思議はありません。』 との記述があります。それが今朝発生したと云うことになりますね。釈愚さんは競馬の予想屋さん (それはそれで大変でしょうが) ではありませんから、発生事象の考察を通じて新仮説を修正して行かれると思います。


  
  出典: 【最近の表面水温偏差の変化】 最近30日間の変化の様子 / 海上保安庁
   6月23日までの動き (参考)



なぜ被災者を受け入れたのか? 新潟県三条市の市長に聞く
  Business Media 誠 6月16日(木)11時59分配信

   オリジナル記事 1/4


「東電とケンカをしても無駄。なぜなら……」――新潟県三条市の市長に聞く
  Business Media 誠 6月23日(木)11時43分配信

   オリジナル記事 1/4


素晴らしい! 「どっちを向いて仕事をしているのか?」 がキーワード。



お客放って我先に逃げ出すグランドスタッフ 大震災時の「成田空港」動画が物議
  J-CASTニュース 6月22日(水)19時43分配信


   考えられる原因はひとつしかありません; 避難誘導訓練; 座学だけではなく実際のシミュレーション; を受けていないのでしょう。地震発生後多分館内放送もあったと想像しますが、それとも連携していなかった筈。テナント各社・乗り入れ駅・空港ビル全体での訓練はどうなっているのか? 義務感や号令だけでは動けません。特に、確か空港ビルはガラスを多用した建築ですから、建物に損傷が発生した場合の避難経路など余程考えておかないと。幾ら耐震構造とは云ったって、想定外に割れたガラスが降ってくればそれはそれで大変なことですから。 (比較対象はまずいかも知れませんが、お隣の某大国ではガラスが爆発したりするみたいですから。) 蛇足ながら某自動車会社が自社ビル建設を考えていた時、根っからの技術屋であった創業者が 『全面ガラス張りのビルなんか建てやがったら、オレはひとりでもプラカード持って抗議してやるからな』 と言ったとか言わなかったとか。安全を考えると云うのはそういうことでしょう。


福島第1原発:ブログで「子ども守れ」 愛知に避難の一家
  毎日新聞 2011年6月15日 14時11分(最終更新 6月15日 14時49分)


   浜通りの風



−−−以下、鼻についたアホな勘違い記事を紹介;


良い貿易赤字、悪い貿易赤字
  2011年06月23日02時30分、藤沢数希/アゴラ - BLOGOS(ブロゴス)


  −−−福島第一原子力発電所放射能漏れ事故以来、日本中に原発アレルギーが蔓延している。ここで本来の政治の役割は、国民の過剰反応や、事実に基づかない誤解を解き、日本の長期的な利益に沿うように国民にていねいに説明し、不安を取り除くことだと思われるが、ポピュリズムしか行動指針のない多くの政治家が、やはり国民不安をセンセーショナルに煽ることを商売としている二流メディアに乗っかってしまった。 (中略) 今後の徹底的な調査が待たれるが、格納容器に厳重に覆われている原子炉内の核燃料よりも、むしろ日本中の原子炉建屋内に大量に保管されている使用済み核燃料の方が、より危険だと考えるべきだろう。 (中略) 中東地域などの化石燃料の産出国に日本国民の富を流出させているだけなのである。東日本大震災は、津波地震、そして原発事故の放射能漏れによる直接の被害よりも、質の低いメディア、ポピュリズムに堕する政治家による人災の方が、はるかに大きなダメージを日本経済に与えようとしている。 (記事終わり、引用終わり)


   質の低さはこのメディア・記者も同じ。いや、三流・四流かな? 誰でもいいけれど、原発の安全性を説けるだけの裏付けはあるの? 使用済核燃料の方がより危険、その通りでしょう。でも原発を稼働させる限り、使用済核燃料はどんどん溜まって来ますよ、そこはどうするの? 中東に嫌悪感をお持ちの様であるが、 (一般的な意味での地下) 資源を持たない日本が海外から資源を調達することが日本国民の富を流出させている、と言えるの?


  また極め付けのタワゴトは 『福島第一原子力発電所放射能漏れ事故以来、日本中に原発アレルギーが蔓延している』 。コイツの論法で言うなら、 『原爆投下以来、日本中に核アレルギーが蔓延している』 となるのか? 地元福島など、避難を余儀なくされている方々を愚弄するもの。


  よくこんなレベルの記事を 「金融日記」 などと題して掲載出来るものです。その厚かましさは評価しますが。


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