2011年東北地方太平洋沖地震 その89: 台風 (随時更新)、被災地の問題、原発−−−
出典: 気象庁 台風情報
※ 何か、燃え尽きた線香花火みたい。
◆平成23年 台風第2号に関する情報 第60号 (位置)
平成23年5月29日15時50分 気象庁予報部発表
台風第2号は温帯低気圧に変わりました。 (中略) これをもって台風第2号に関する情報は終了します。なお、台風から変わった低気圧の周辺では引続き強い風が吹いています。今後は海上警報等を利用して警戒して下さい。 (記事終わり、引用終わり)
◆気象庁 洪水予報
東海、 近畿 、 関東甲信 に洪水予報が出ています。
◆気象庁 土砂災害警戒情報
香川県、 徳島県 、 大阪府 、 兵庫県 、 静岡県 および 山梨県 に土砂災害警戒情報が発表されています。
※ 台風第2号に関する情報 第53号によれば、29日夜には温帯低気圧に変わる見込みであるものの、主な被災地である東北地方では30日は多い所で150ミリ (30日12時までの24時間) の大雨のおそれがあり、この後もさらに増える見込みとのこと。低地の浸水、土砂災害、河川の増水やはん濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に要注意。
【被災地での問題】
◆人手不足の被災役場、証明書発行進まず 義援金「早く届けて」
産経新聞 5月28日(土)7時58分配信
◆貯金尽き「食べていけない」70日以上 缶詰中心の食生活
産経新聞 5月28日(土)0時53分配信
◆給食“復旧”なかば ハンバーガーとゼリー「おなかすいた…」 福島の学校
産経新聞 5月29日(日)7時55分配信
※ 被災直後から感じていることですが、自助努力が必要とは云っても、お役所も学校も働いているのは皆被災者です。被災地外からの人的な援助はそんなに難しいことなのか? また義援金は国内外から届いている筈なのにどこかで眠っているだけ。地震から2ヶ月以上経つのに、育ち盛りの子どもさえまともにメシも食えない状況はどう考えてもおかしい。人手不足はあくまで一因でしかなく、硬直したシステムが元凶では? 何のためのシステム (仕組み) か、何のために寄せられた善意なのか? 本末転倒ではないか??
◆被災地派遣の大阪府職員死亡 宿泊先で体調急変
産経新聞 5月27日(金)23時31分配信
◆災害派遣中の陸自隊員が死亡、休養中に倒れる
読売新聞 5月27日(金)22時21分配信
※ 原発事故の現場で働く人たちのみならず、あちこちの現場で耐えきれない負荷がかかっている様子。震災の二次災害ですね。現場を統括する連中は何をやっているのか? ひとのいのちが失われていることに対して何も手を打たないのか??
【原発は手に余る−−−ことの実例オンパレード】
◆海底の土、濃度数百倍=セシウムなど検出―文科省
時事通信 5月28日(土)13時44分配信
◆小沢氏、米紙に「汚染はどんどん広がる」
読売新聞 5月27日(金)20時44分配信
◆汚染水、5メートルに上昇=1号機原子炉建屋地下―全量処理に531億円・福島第1
時事通信 5月27日(金)22時43分配信
◆東京の放射線量「実はもっと高い」 文科省発表値は地上18mだった
J-CASTニュース 5月27日(金)11時53分配信
◆東電に未公表データ 調査指示
2011年5月27日 18時14分
◆当社福島第一原子力発電所のモニタリングデータの追加公表について
平成23年5月28日、東京電力株式会社
※ 言い訳タラタラの見苦しい文書。今更こんなみっともないことをするより、公表出来ないデータがあることが判明した時点で、中途半端であろうが不完全であろうがその様に発信すべき。この企業の体質ですね、隠ぺいと言われても仕方が無い。カッコだけのエリート集団。
【原発事故に関する翻訳記事】
◆チェルノブイリの放射性物質が今もドイツの猪から / サミュエル・タンディアリ
eengine さん訳、最終更新:2011-05-25 21:27:13、みんなの翻訳
◆祝えない子供の日:日本の原発破局 / ロバート・アルバレス
eengine さん訳、最終更新:2011-05-25 21:27:13、みんなの翻訳
【その他】
◆自主「計画節電」、秋田・大館市の集落で試み
読売新聞 5月28日(土)11時21分配信
◆<福島第1原発>飯舘村の英国人ALT 再び来日し教壇に
毎日新聞 5月28日(土)10時59分配信
◆<福島第1原発>警戒区域内のペット 米動物愛護団体が関心
毎日新聞 5月28日(土)10時40分配信
※ 『ペット (= 愛玩用の動物)』 なんて呼ぶから二の次になってしまうし、虐待したり捨てる馬鹿が後を絶たない。彼らはいのちであって動くぬいぐるみではない。見栄やステータスシンボルとして 「飼う」 手合いはどう考えているか知らないが、一緒に暮らすホモ・サピエンス以外の家族、パートナーに他ならない。勿論、有事にはホモ・サピエンスの命が優先されるのがルールではあるが。 ⇒ ブログ内過去記事
◆『震災と日本人 倫理学者 竹内整一 連載』 の結果 J-CAST
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