遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

正にアメリカ様の思うツボ: よく飼い慣らされた日本とお隣さん

窮鼠に噛まれた猫。両国間の戦闘がエスカレートして得をするのは誰か、よ〜〜っく考えてみましょう;

「何倍でもやり返せ」砲撃直後に韓国大統領
  読売新聞 11月23日(火)22時30分配信

<北朝鮮砲撃>攻撃「強く非難」する声明…米大統領報道官
  毎日新聞 11月23日(火)22時20分配信

北の海岸砲射撃受け、韓米連合危機管理宣布検討
  聯合ニュース 11月23日(火)21時23分配信

北朝鮮砲撃 日本政府 関係閣僚は情報収集などに追われる
  毎日新聞 11月23日(火)21時48分配信


まず今回の砲撃の真意はわかりませんが、砲撃により犠牲者が出てしまったことに関してDPRKは責任を取らなければなりません。


しかし一方、アメリカ様が自国のルール違反や犯罪行為は全部棚に上げて植民地を巻き込み、 『ならずもの国家』 DPRKに制裁を加え、挑発行為を繰り返した結果がこれでしょう。もう忘れられかけている韓国海哨戒艦 「天安」 沈没事件は結局どうなりましたか? うやむやになってませんか? あれは予期せぬ米韓同士討ち事故であった可能性大、との観方が最も現実的と私は考えています。調査報告書をデッチあげてDPRKを糾弾したのはどこでしたっけ? DPRKの抗議には耳を貸したのでしょうか? 国連? 事務総長が公私混同・アメリカ様言いなりですから、 「DPRKなど地図から抹消してしまえ、わかるだろ、オレの気持ち」 なんて言い出しかねない。


今回の事件に関してのEUやら他地域首脳・機関による非難は字義通りに受け取れるでしょうが、アメリカ様は公式発表とは裏腹にほくそ笑んでいるでしょう。正に狙った通りの効果が出ているワケですから。規模からしてどう考えてもアメリカ様の敵ではない小国の使い途を実によく考えたものだ、と感心してしまいます。核兵器? ちょろいものです。万が一我々の暮らす地域が焦土と化そうが、アメリカ様にとって痛くも痒くもない。DPRKの危険性を殊更にアピールし、巧みに挑発して実証して見せる。そのココロは;

在韓米軍の戦術核、再配備を検討…韓国国防相
  読売新聞 11月22日(月)17時38分配信

日米が新共通戦略策定へ、「対中」主要テーマに
  読売新聞 11月21日(日)3時4分配信

日米首脳会談、同盟強化アピール
  TBS系(JNN) 11月13日(土)18時39分配信

<APEC>米頼み 独自性に足かせ 菅外交 修復なお課題
  毎日新聞 11月14日(日)8時49分配信

武器輸出三原則見直し、米国防長官が期待感
  2010年10月14日10時51分, asahi.com


DPRK同様アメリカ様の 『敵国』 であるキューバやイランは、アメリカ様ごとき馬鹿の挑発には乗りません。DPRKにそれを期待するのは無理なのでしょう、周辺国までが尻馬に乗って挑発していますから−−−