勘違いした無法者: エコテロリスト、カルト集団
シーシェパード (ウィキペディア) のカゲキな行為が報道されていますが、 『エコテロリズム (ウィキペディア)』 によると、沢山ある類似団体と異なり 『エコテロリスト団体』 と分類され、グリーンピース (NGO) (ウィキペディア) などにとっては距離を置きたい団体ではないか?
- シー・シェパード船衝突、反日世論高まる豪
1月7日21時56分配信 読売新聞
−−− 【シンガポール=岡崎哲】米反捕鯨団体「シー・シェパード」の事実上の「出撃基地」となっている豪州で、日本の調査捕鯨船団の監視船と抗議船との衝突を機に、反捕鯨や反日の世論が高まりつつある。 (中略)
ラッド政権は衝突の事実確認に努めるなど、現時点で外交上は慎重な姿勢を示している。ただ、野党側は日本への対応が不十分として、「無法な日本の捕鯨をやめさせるために船舶を派遣すべきだ」(緑の党党首)などと政府への突き上げを強めている。
- ハリウッド大物らが支援、資金提供=調査捕鯨妨害のシー・シェパード
1月7日21時15分配信 時事通信
−−−(ブリジット・)バルドーさんは(ショーン・)ペンさんやマーティン・シーンさん、ピアース・ブロスナンさんとともにシー・シェパードのアドバイザー会議メンバー。シーンさん、女優のダリル・ハンナさんらはシー・シェパードの抗議行動に同行もしている。このほか後援者には伝説的ロックシンガーのミック・ジャガーさん、ロックバンド「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」のボーカル、アンソニー・キーディスさんらが名を連ねる。 米クイズ番組の司会者だったボブ・バーカー氏は、シー・シェパードが今年の調査捕鯨妨害活動に使う元捕鯨船の購入・改装のために500万ドル(約4億6000万円)を寄付。ハリウッドのビジネスマンであるアディ・ギル氏は、日本の調査捕鯨船と衝突して大破した高速船「アディ・ギル号」の製作に資金提供した。同船の製作費は200万ドル(約1億8000万円)とされている。 (以下略)
「ハリウッド大物ら」 とは、概ね下半身と言動に節操のない欲ボケした 「セレブ」 のことらしいですね。会の主旨に賛同するのは何ら問題ではないと思いますが、その 「会」 がテロ団体あるいはそれに準ずる団体とみなされていた場合どうでしょう。「アルカイダ」「タリバン」「赤い旅団 (まだあるのかな?)」など、恐らく何らかの形で連絡を取った形跡さえあれば立派なテロリスト支援者と看做されますよね。であるならば、上に名前の挙がった 「セレブ」 はエコテロリスト支援者ですね。じゃあ、ハリウッドはエコテロシンパの巣窟ってことになりますか。虚構と現実の世界の識別が出来ないのが多く、カルト的な集団にハマり易いのでしょう。
鯨やイルカやパンダを守れ、と云う意見には賛成。サイズは別として皆可愛い生き物ですから、虐待なんて普通の神経では出来ません。しかしべこだってめんこいですよ。国によっては聖なる生き物でもある牛をつぶして食べることは残酷ではないのですか? 憎たらしいのも沢山いるけれど同じホモ・サピエンスであるにもかかわらず有色人種を差別・虐待することは何とも思わないのですかね? 自分達の価値観だけが 「正しい」 のでしょうか? 自分達の言い分が通らないのは相手が野蛮だからと考え、暴力止む無しと考えるこいつら (アングロサクソン諸国の一部の国民と言っていいのかな?) の発想こそ、正にテロリストそのもの。今回の経緯の正確なところは把握出来ていませんが、暴走行為の果てに自損事故や他人を巻き込む事故を起こして、社会や警察を非難する暴走族と何ら変わらない。
捕鯨あるいは調査捕鯨が動物虐待だと云うなら、ワシントン条約なり国際法規で禁止すべき。その議論の中で捕鯨は文化だ、必要不可欠な海の食物だ、と云うならそう主張すればよいし、力及ばず? 禁止されたらそれに従う。鯨が増えすぎて海の生態系が崩れたら、手遅れかも知れないが見直されるだろうし。日本がそんなに賢い国とは思いませんが、国際法で禁じられた行為を国外へ出かけて行うほど馬鹿な国では無い筈です。テロ国家ごときから「テロ支援国家」と呼ばれてイヤがらせをされるイランやキューバの様な国々の気持ち、わかりますか?
豪州与党はエコテロリストを本気で取り締まるつもりは無さそう。裏でカネが動いているのでしょう。一方で野党は 『無法な日本の捕鯨』 など、確認もせず堂々とホザいている様ですから、やはりこれもロクな国では無い、と再認識した次第。