丸腰の新兵らを虐殺した軍医の凶行と云うが、何の罪も無い民間人の虐殺を許すオバマは何なの?
自国の軍隊が他国に出かけて行って、無人爆撃機でゲーム感覚で罪のない民間人を殺戮することは平気でも、自国の基地内でのはるかに小規模の殺戮に 「激しい衝撃」 を受けるアメリカ人って、一体何様なのでしょう? 銃が野放しの世界ですから、基地の外でだって乱射事件は高頻度で起きているでしょ? まして基地内で、人殺しのプロである軍人が軍人を射殺しただけのことでしょ???
- http://sankei.jp.msn.com/world/america/091108/amr0911080107000-c.htm
米軍基地乱射 9年越し対テロ戦争の米国社会に激震
2009.11.8 01:05 MSN産経ニュース
−−− 米CNNテレビは、5日の事件発生からほぼすべての番組で事件を報道。「現場に到着したときには、まさに修羅場だった」という現場警察官のコメントなどを伝えた。被害者の多くが10代の新兵だったことで、多くの主要紙があどけなさの残る生前の写真を掲載し、「19歳になったばかりなのに」といった遺族のコメントを報じた。 (以下略)
アメリカ軍によって殺された民間人には赤ん坊・その母親・お年寄りも多数含まれるし、「あどけなさの残る19歳前後の」 兵士なんてそれこそ沢山いる筈。都合の悪いことは国民に知らしめない政府、その意向を受けて世論誘導する大手マスコミ、それを疑おうともしないノーテンキな国民、と三拍子揃っています。その総責任は、大統領にあるのですよ。
また今回の 「凶行」 の加害者が中東系移民であったため、アメリカ国内でのイスラム系住民およびイスラムに対する偏見が増大しそう。この件に限らずマスコミはあることないこと書きますのでね。またこの加害者には通常の国内法は適用されない --- 軍法会議あるいはテロリストとして超法規 --- でしょうから、アメリカ国内で西部劇も真っ青のリンチに遭うでしょう;
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091108-00000053-san-int
「アラーは偉大」4分間の惨劇 基地内で銃乱射 全米激震
11月8日7時56分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091108-00000140-yom-int
米兵射殺は計画的?少佐、犯行前に家具処分
11月8日1時10分配信 読売新聞
http://mainichi.jp/select/today/news/20091108k0000m030034000c.html?link_id=RTH05
<米基地銃乱射>容疑者、イスラム教徒で嫌がらせ 除隊希望
2009年11月7日 19時35分 毎日jp
−−− 米メディアによると、ハサン容疑者は幼いころからのイスラム教徒で、両親はパレスチナ自治区からの移民。事件の前日から当日にかけ、1人暮らしのアパートの荷物を撤去していた。隣人に家具や新品のイスラム教の聖典コーランを譲っており、「決意の犯行」と報じられている。
今年8月、自家用車のバンパーに張っていた「アラー・イズ・ラブ(神は愛)」と書かれたステッカーがはがされ、車も破壊された。同僚のイラク帰還兵が警察に逮捕され、イスラム教徒であるハサン容疑者への反感が理由だと分かったという。
AP通信によると、ハサン容疑者は職場でもイラクやアフガニスタンでの米国の戦争を批判し、同僚の兵士と言い争ったこともある。オバマ大統領が米軍を早期撤退させることを期待していたが、戦場への従軍を命じられ、不安を募らせていた。除隊を希望していたとの証言もある。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/091107/amr0911070951006-n1.htm
軍基地乱射犯「アラーは偉大なり」 「自爆テロ」まねる?
2009.11.7 09:51 MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/world/america/091106/amr0911062041011-c.htm
米軍基地乱射、謎呼ぶ軍医の凶行 戦地への派遣嫌気?自爆テロに強い関心か
2009.11.6 20:40 MSN産経ニュース
「主よ、許したまえ」 と心の中でつぶやいて殺す、あるいは事後にキョーカイで懺悔するのが正しく、「アッラーハ・アクバル」 と叫んで殺すのはテロリストとでも言いたいのか? アラーを英語に訳すと "The God" 、つまり 「主」 なのですが。アメリカに思想や宗教の自由なんてないことは、今に始まったことではないが、多分これから再び浮き彫りになって来る筈。イスラムがテロリストの宗教であるかの如き偏見しかアメリカには無い様です。歴史を振り返ると、他教徒の殺戮数が群を抜いて高いのはキリスト教徒の筈なんですけどね。この軍医は散々侮辱を受け、絶望した挙句に切れちゃったのでしょう。事情はどうあれ、殺人と云う結果責任は取らないと。
で、オバマは他国での戦争犯罪に関してどう責任を取るのかな? 公明正大な、 「神に選ばれし」 国の大統領だよね????
- 生きようとする者は戦わなければならない。この永遠の格闘の世界で、争うことを望まない者は生きるに値しない。
- 自由は戦いによって得られる。泣き言は通用しない。自分の意見を他人に認めさせるか、屈服させるかである。自らの力で自らを守れない者は、強い者に従属させられるものだ。例え弱くても、拳で自分を守るだけの意気地をもつべし。
- 嘘にも正しい原則がある。大きい嘘は信じてもらえる一定要素がある。民衆は小さい嘘より大きい嘘の犠牲になり易い。
- 我々が世論と言っているものは大半が絶え間無い啓蒙によって呼び起されたものである。世論は人為的に作られ、移ろい易く、絶えず啓蒙しておく必要がある。
- マスコミは下衆である。この下衆が所謂世論の2/3を製造し、その泡から議会主義という神の愛が生まれたのだ。口当たりの良い言葉を用いるマスコミや人間は自己の利益のみに動くか、単なる馬鹿である。用心すべし。
- 責任を負うから権威は自ら生じる。民主主義の仕組みは指導者の卑怯な特性にぴたりと当てはまる。大多数というスカートの陰に隠れる事が出来るからである。
誰の言葉だっけなぁ〜〜〜? これだけアメリカの行動原理にぴったり当てはまるのも珍しいのですが。
アメリカ軍やらCIAは世界中で 「招かれざる客」 と化していることを認識していない。またアメリカのやることを承認・黙認・追認する 「国際社会」 の外交政策は、その大半がアメリカの 「国益」 を守るための内政干渉になりかねない危険性があることを考える時期ですね;
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20091108-OYT1T00151.htm
「国際社会の内政干渉」アフガン外務省が非難
(2009年11月8日01時20分 読売新聞)
【カブール=酒井圭吾】アフガニスタン外務省報道官は7日、「我が国新政権への国際社会による関与は、内政干渉の域に達している」と国連や欧米を非難する異例の声明を発表した。 (以下略)
アメリカ国内で何をやろうがやるまいが構いませんが、外国での直接・間接の戦争と人殺しだけは即刻止めて欲しいですね。単純明快な決断なのですが。別に今日本に来なくとも構いませんよ、日本もその決断が出来ていないのですから−−−