オバマ新大統領発表の アフガン政策新包括戦略 Watch: その5 グアンタナモとアブ・グレイブ
YAHOO 「アフガニスタン復興」 トピックスに記載されている無味乾燥な5月23日以降の記事一覧は次の通り;
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/afghanistans_political_future/news_list/?pn=1
だんだんと記事が減ってきましたね。
ところで公約でもあるグアンタナモ収容所の閉鎖に関して;
--- オバマ米大統領は21日、ワシントン市内の国立公文書館で演説し、キューバ・グアンタナモ米軍基地内のテロ容疑者収容所を来年1月までに閉鎖する方針を強調した。収容所閉鎖は大統領選からの重要公約であり、改めて国民の理解を求めた。
ただ、閉鎖後に収容者を米本土内に移送することには安全が脅かされるとして反対が強い。議会多数派の民主党も含め上院が収容者の本土移送費支出を拒否するなど、大統領は苦境に立たされている。
(5月22日0時54分配信 産経新聞 『苦境のオバマ米大統領 グアンタナモ収容所閉鎖問題で』 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090522-00000509-san-int) より抜粋
出典: http://news.bbc.co.uk/2/shared/spl/hi/guides/457000/457023/html/default.stm
収容されているのは極悪非道のテロリストだから何をやってもよいのである、との (前政権による) プロパガンダが足枷となっている様子。実際には大半が冤罪の可能性アリと思いますが。アメリカ国民は、アブ・グレイブのことをもう忘れた様で;
題名: A Permanent Accusation
- This series has been seen all around the world in major museums, but in the United States no institution will have them. Since the making of this movie, only two - UC Berkeley's Doe Library and the American University Museum in Washington DC - have had the courage to expose this controversial work to the American people. (YouTube サイトより抜粋)
この動画はNY在住のコロンビアの画家・彫刻家であるフェルナンド・ボテロさん制作によるもの。何年か前日本で展覧会が開催されたこともあります。そこで記念に私が買ったレプリカは、恐らく彼の作品の中でも最も有名な モナ・リザ;
出典: http://www.biografiasyvidas.com/reportaje/fernando_botero/fotos4.htm
この画家さんの絵・彫刻は、男も女も犬も全てこのように丸っこいというか、ふくよかにデフォルメされていますが、不思議な魅力があります。で、問題の一連の絵画は2004年〜2005年に描かれ、2005年4月に公表されたもの;
出典 http://www.zonaeuropa.com/20050413_2.htm
ボテロさんがアブ・グレイブでの蛮行に衝撃を受けて描いた一連の絵とデッサンは、上の写真の出典サイト、あるいは2005年4月11日付けコロンビアの雑誌DINERSで、インタビュー記事と共に見られます;
http://www.revistadiners.com.co/noticia.php3?nt=24663
歴史に学ばないお手本の様な国ですね。カネが全て、だからしゃーないか。