遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

オバマ新大統領発表の アフガン政策新包括戦略 Watch: その4 + パレスチナのこと

YAHOO 「アフガニスタン復興」 トピックスに記載されている無味乾燥な5月16日以降の記事一覧は次の通り;

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/afghanistans_political_future/news_list/?pn=1

  • ピンクパンツとサンダル姿で銃撃する米兵(産経新聞)23日 - 18時21分
  • 空軍中尉が路上爆弾で死亡、女性の士官学校卒業者で初の犠牲者(CNN.co.jp)23日 - 16時30分 -アフガン戦費など補正予算案可決=グアンタナモ閉鎖経費は認めず−米上院(時事通信)23日 - 6時3分
  • <米陸軍>脳損傷検査、帰還兵に義務化せず 医師勧告を無視(毎日新聞)23日 - 2時30分
  • 米国民約6割、タリバーンパキスタン「制圧」なら軍派遣支持(CNN.co.jp)22日 - 15時42分
  • 米議会、UAEとの原子力協定批准は不透明 虐待ビデオで(CNN.co.jp)22日 - 14時30分
  • アフガンとソマリアへの旅行禁止措置、1年延長へ(YONHAP NEWS)22日 - 9時37分
  • <国連安保理>理事国数は20台前半か中盤 改革案併記(毎日新聞)21日 - 21時46分
  • NYでテロ計画容疑、アフガン系の男4人を逮捕(読売新聞)21日 - 14時8分
  • <米国>対テロ戦参加の陸軍兵、自殺率が倍増 イラク開戦後、長期従軍で疲弊(毎日新聞)21日 - 11時11分
  • 米兵 対テロ戦参加、自殺率が倍増…長期従軍で疲弊(毎日新聞)21日 - 2時31分
  • <米兵>対テロ戦参加、自殺率が倍増…長期従軍で疲弊(毎日新聞)21日 - 2時31分
  • 民間人死亡は「偶然」の可能性と、アフガン西部での米軍空爆(CNN.co.jp)20日 - 20時36分
  • アフガン武装勢力白リン弾使用 国際部隊が指摘(CNN.co.jp)20日 - 15時18分
  • 米軍増派での現状改善、1年─2年内に期待 アフガン軍事作戦(CNN.co.jp)19日 - 18時42分 -アフガン、1〜2年で形勢変える=増派で南部の戦闘激化も−米統参議長(時事通信)19日 - 14時33分
  • <アフガン下院>外国軍の行動制限など法制度の確立を要求(毎日新聞)18日 - 15時27分
  • SPI会議終了、韓国軍アフガン派遣問題は扱わず(YONHAP NEWS)15日 - 15時8分

上掲の記事見出しのうちある特定のソースのものだけ色を変えてあります。某メディアの日本支社ですが、US本社以上に胡散臭い。よいしょ専門チャンネルになり下がった感があります。(私の偏見ですが、そう間違ってはいない筈)


ところで今回はアフガニスタンではなく、パレスチナドキュメンタリー映画の紹介。映画の上映を記念して元イスラエル軍将校ノアム・ハユットさん来日イベント *1が予定されていますので、現在上映中の土井敏邦監督 *2製作ドキュメンタリー映画 『沈黙を破る』 を紹介しておきます;



土井敏邦監督Webコラムより


『沈黙を破る』予告編

http://www.cine.co.jp/chinmoku/palestine.html  全文;


『沈黙を破る』は、長編ドキュメンタリー映像シリーズ「届かぬ声―パレスチナの占領と民衆―」4部作の第4部に当たる作品です。本シリーズは、1993年以降、土井監督が17年間に渡って撮影した数百時間に及ぶ映像をもとに構成されています。

  • 第1部 『ガザ―「和平合意」はなぜ崩壊したのか―』は、1993 年の「和平合意」が、パレスチナ人住民の真の平和につながらなかった現実とその原因を、ガザ地区最大の難民キャンプ・ジャバリアに住むある家族の6年間の生活を通して描く。
  • 第3部 『2つの“平和”―自爆と対話―』では、自爆攻撃に走ったパレスチナ人青年の遺族の証言、自爆テロの犠牲となった少女の両親や、生還した女性兵士と家族の「平和」観を通して、対話を試みるイスラエル人・パレスチナ人双方の “平和観の断層”を描く。

以上の3作で伝えた“占領”の実態が、“占領する側”であるイスラエルの若者たちや社会にどんな影響を及ぼしていくのかを描いたのが、本編『沈黙を破る』です。『沈黙を破る』劇場公開に併せて、前3作がポレポレ東中野にて特別公開されます。 *3


私自身まだ観ておりませんから、内容のコメントが出来ません。仕事をやりくりして4部作全て観ることが出来ればよいのですが。筋金入りのジャーナリストである土井さんの映像ですし、この様な機会で無ければ知ることの出来ない 『現実』 ですからね。特に私が注目するのは、自爆攻撃を行うまでに追い詰められた青年・それに巻き込まれた少女のご遺族のこと、および占領する側の痛みですね。


自爆テロ』 なんて言葉ははたして正しいのでしょうか? 特攻隊のことは 『特攻テロ』 とは呼ばないのに−−−

.

*1:日程は;
1.東京:2009年5月30日(土) 明治大学駿河台キャンパス、リバティータワーにて報告会
2.東京:5月31日(日)ポレポレ東中野にてトークショウ
3.京都:6月1日(月)京都シネマにて土井敏邦との対談
4.大阪:6月1日(月)第七藝術劇場にて報告会
http://www.doi-toshikuni.net/j/p-doc/info/noam.html 参照

*2:監督ご自身のWebコラム:日々の雑感 148: 『沈黙を破る』 公開に寄せて(1) 参照

http://www.doi-toshikuni.net/j/column/20090506
 リンク訂正:6月2日

*3:
第1部 『ガザ―「和平合意」はなぜ崩壊したのか―』 5月23日(土)/26日(火)/29日(金)
第2部 『侵蝕―イスラエル化されるパレスチナ―』 5月24日(日)/27日(水)
第3部 『2つの“平和”―自爆と対話―』 5月25日(月)/28日(木)
詳細は http://www.cine.co.jp/chinmoku/event.html 参照。