パラダイス文書 by ICIJ
またまた暴露文書;
- パラダイス文書に登場する法人情報、ネットで公開
2017年11月17日22時48分、朝日新聞デジタル
なおこの暴露に関して批判的な論調も、当然少なくは無い。例えば;
- 「パラダイス文書」がまったく盛り上がらない、残念な理由
11/16(木) 7:47配信、ITmedia ビジネスオンライン via Yahoo!ニュース
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- 「パラダイス文書」がまったく盛り上がらない、残念な理由 (1/5)
2017年11月16日 07時34分 公開、ITmedia ビジネスオンライン
- 「パラダイス文書」がまったく盛り上がらない、残念な理由 (1/5)
タックスヘイブン取引が全て違法と云うワケではないだろうし、そもそもタックスヘイブンの存在の是非は議論されるべきであることは確か。でも −−−
『情報を世界的に暴露するICIJを中心とするメディアは、きちんと情報源にまでさかのぼってパラダイス文書が大々的に知らされるべき理由を明確にすべきではないだろうか。』 と、一見尤もなリクツを捏ねているけれど、その源を公開出来る 『正規ルート』 ではこのテの情報は絶対に表に出て来ない。情報提供者は簡単に抹殺されてしまうから。ウィキリークスの アサンジ やら チェルシー・マニング がいい例。
『ハッキングなどで盗まれた情報なら信ぴょう性も疑われる。事実、こんなケースがあった。16年に、反ロシアで知られる投資家ジョージ・ソロスのオープン・ソサエティ財団がロシア政府系ハッカーに襲われて内部文書が盗まれたのだが、その文書が公表された時には、ソロスが反ロシア活動に関与しているかのように「修正」が施されていたと判明している。つまりロシア側は、ハッキングで盗んだ本物の文書を自分たちの有利になるように手を加え、捏造(ねつぞう)した文書をあたかも本物であるかのように公表していたのである。巧妙な「フェイクニュース」である。』 と言うなら、米英による操作を経た可能性の大きな情報を問題にしないのは一体どういうワケなのか。日本の大手メディアはロシアに劣らぬ、いや、それよりはるかに巧妙な米英作 「フェイクニュース」 を翻訳して垂れ流しているだけではないか。
政治的・経済的 『権力者』 の犯罪やらそれまがいの行為を暴くのは、そんなに簡単ではない。今回のパラダイス文書も、今迄の暴露資料・これからのそれも、ハデな一発KOは無理としてもボディーブローの様に効いて来るのは間違いない。ネット時代ならではの暴露に引き続き期待。
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