遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

2016年アメリカ合衆国大統領選挙; トランプ 勝利 続報 その5 〜 地球温暖化対策

 地球温暖化

 Global warming
 IPCC第4次評価報告書

 IPCC Fourth Assessment Report
← 2016年アメリカ合衆国大統領選挙; トランプ 勝利 続報 その4 〜 シェール / 2016-11-19

← 地球温暖化 −−− 温室効果ガスなんて無関係では? / 2012-09-27

← クライメートゲート (Climategate) −−− でも水没の危険に晒された島嶼国 / 2009-12-13


地球温暖化対策に関しても、従来の流れに乗りそうもないトランプはバッシングの恰好の標的;

    • What now for science?
       by Rush Holt, Chief Executive Officer of AAAS and Executive Publisher of the Science journals, 17 Nov 2016, Science
        これかな?


選挙期間中のトランプの気候変動に関する発言など;



  •  Donald Trump on climate change policy
     Fox News, 2015/12/03 に公開

気候が変動し、自然災害が激烈化しているのは事実。トランプはその事実に目をつぶっているのではなく、その変動の原因が人為的なものであると言う点を否定していると解します。あるいは疑わしきまで罰していられるほど我々にヨユーは無いよ、と言うことか。


地球温暖化に対するヒステリックな動きは、 「不都合な真実」 あたりから? 積み重なった環境ビジネスの既得権を守ろうとする動きに他ならないでしょう。ひょっとすると前提が間違っているかも、なんて 「新たな不都合な真実」 を今更認めるワケには行かないでしょうから。おまけに検証のしようも無いし。


いつも言うことだけれど、Co2の排出を抑えることが人類存続のキーだと言うなら、まず世界中で展開する戦争・紛争による爆撃やら銃撃を止めることです。チマチマとやっているよりはるかに効率が良い筈。


蛇足ながら −−−



 出典: 温暖化の科学 Q14 寒冷期と温暖期の繰り返し - ココが知りたい地球温暖化 | 地球環境研究センター

  • 気温が顕著に高い間氷期の間隔は約10万年であり、長期スケールの氷期間氷期の繰り返しが明瞭にみられます。この気候変動の原因は、地球の自転軸の傾きや地球が太陽の周りを回る軌道が周期を持って変動することによって生ずる2万〜10万年スケールの北半球夏季の日射量変動と密接に関係していることがわかっています(この周期変動をミランコヴィッチサイクルといいます)。
  • 20世紀後半から起こっている気温上昇速度は約10倍も速いのです。以上のことからわかるように、ミランコヴィッチサイクルに起因する気候変動では、今も続く現代の温暖化の傾向を説明することができません。
  • これを調べるために、気候モデル研究者らは、20世紀の気候変化に寄与すると考えられるさまざまな因子(温室効果ガス濃度の増加だけでなく、人為起源の硫酸エアロゾル排出の変化、オゾン層の変化、火山噴火、太陽活動変化なども含まれる)を考慮した気候モデル実験(20世紀再現実験)を行いました。この実験では、これら因子をすべて考慮した計算に加え、いくつかの因子を考慮しないなど仮想条件での計算も行い、それらの結果を観測データと比較することにより、20世紀後半の気温変化に対する各因子の寄与度を検討しています。この研究の結果、温室効果ガス濃度の増加を考慮しなければ20世紀後半の温暖化を説明できないことが示されました。IPCC第5次評価報告書では、第4次評価報告書と同様に、1951〜2010年に観測された温暖化(世界平均地上気温上昇)の半分以上は、温室効果ガス濃度の人為的増加に起因する可能性が非常に高いと結論付けています。


人類は気候のメカニズムを解明し切っていない以上、気候モデル実験に当たって考慮した 「さまざまな因子」 だけが気候変化に寄与すると断言することは出来ない筈。つまり温室効果ガスをクロと決め付けるのは近視眼的ではないか、と私は思うけど。もっと大きな要因を見逃してやしないか??


更におまけ;


今迄のオゾン層保護政策が奏功しているのかどうか、これも確認のしようがない。今迄犯人扱いされて来た 「オゾン層破壊物質」 は冤罪の被害者とまでは言わないが主犯ではないかも。死刑は執行済みですが、再審請求すべきですね。

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