鹿児島県薩摩川内市を揺らす地震；　直下型とは限らない、念のため −−−

← 平成27年11月14日05時51分頃発生　薩摩半島西方沖　深さ約10kmを震源とする M7.0 地震；　備忘 / 2015-11-14

　川内（せんだい）原子力発電所
鹿児島県薩摩川内市久見崎町にある九州電力の加圧水型の原子力発電所

過去記事にて『通常、震源・マグニチュード ⇒ 震源真上の震央・震度ながら、ある地点の震度 ⇒ 震源・マグニチュードの観方も必要かも。地震は真下で起こるとは限りませんから−−−』と記しましたので、試しに薩摩川内市で観測された震度３以上の地震の震源を検索；

　出典：気象庁｜震度データベース検索

検索条件＝地震の発生日時；1923/01/01　00:00　〜　2016/04/25　23:59、観測された震度；薩摩川内市で震度３以上

- 　出典：地震の発生日時：2015/11/14 05:51:30.1、震央地名：薩摩半島西方沖

- 　出典：地震の発生日時：1996/10/19 23:44:41.4、震央地名：日向灘

- 　出典：地震の発生日時：2005/03/20 10:53:40.3、震央地名：福岡県北西沖

上掲地震は当然過去の実績。ただし我々がその全容を把握し得ない地殻活動は刻々と変化しており、現在進行中の熊本地震群の様に過去未経験の事象は幾らでも発生し得る。でもそれを『想定外』と切り捨て、目先『現実的』な対応 −−− 何もしない、と云う −−− しかできないヤカラが多いのは一体どうしたことか。想定される最悪のケースでも被害を最小限に抑えると云うリスク管理さえ考えられない、緊張感の無い対応には呆れるばかり；