再び白頭山 （DPRK) −−−

白頭山 （別名、長白山） 　Paektu Mountain

Global Volcanism Program Changbaishan Changbaishan Volcano, China - facts & information - VolcanoDiscovery

← 北朝鮮・白頭山に大噴火の兆し？ / 2014-11-11

横目でその動向を見ている火山 −−−

• 「白頭山の天池の下、ソウル市の２倍のマグマ存在」
  　2016年04月16日14時51分、ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
  　”北朝鮮・英国・中国の研究者からなる多国籍研究チームは国際ジャーナル『サイエンスアドバンス』に掲載した論文「白頭山地下部分溶融証拠」で、「天池付近に設置した地震計を分析した結果、地下２０−４０キロ地点にマグマがあることが確認された」と１５日、明らかにした。 ”

• 【寄稿】地震と火山
  　記事入力 : 2016/04/19 10:27、Chosun online 朝鮮日報
  　”研究陣は、白頭山の近くで地震が起こるたびに縦揺れのP波と横揺れのS波を測定し、白頭山の頂上にある天池に近づくにつれ、S波の値が小さくなっていく現象を発見した。これは、天池の近くに溶融したマグマが存在することの物理的な証拠だ。”

• • Evidence for partial melt in the crust beneath Mt. Paektu (Changbaishan), Democratic People’s Republic of Korea and China
    　Science Advances 15 Apr 2016: Vol. 2, no. 4, e1501513 DOI: 10.1126/sciadv.1501513

• 北朝鮮の聖なる火山「白頭山」に噴火の兆候 - 調査チームが多発する地震との関連を示唆
  　2016.04.20、ナショナルジオグラフィック日本版サイト

• • Sacred Volcano in North Korea May Be Waiting to Blow
    　PUBLISHED April 15, 2016, National Geographic

• Mysterious volcano prompts collaboration of North Korean, Western scientists
  　April 16, 2016, CSMonitor.com

• 再紹介： NEWS LETTER Plus No.19　Earthquake Research Institute, The University of Tokyo
  　発行日　2014年6月6日、東京大学地震研究所

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    　図の説明 = ”図3　中国東北部の地下の構造 / NECESSArrayで観測したP波のデータを解析した結果。深さ600kmに見える地震波の高速度領域（青）は、スラブに対応する。高速度領域が途切れて低速度領域（赤）があることから、スラブに穴が開いているのではないかと考えられている。スラブの穴の上には、長白山という火山がある。アメリカチームがS波のデータを解析した結果でも、同じような構造が見えている。”

• 参考： 東北大学総合学術博物館のすべて　?　「中国・朝鮮国境の大活火山　白頭山の謎」 白頭山の地下で今何が起きているか

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