遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

囲碁:人間 vs 人工知能

 이세돌

 李世ドル

 Lee Sedol
 囲碁


 Go (game)
 Google DeepMind


 Artificial intelligence



5番勝負で3敗なら既に負け確定ではあるけれど、記憶に関しては人間などかなうワケのない人工知能に1勝は大きいのでは?

Google DeepMind

  • 13th March 2016: Google DeepMind Challenge - Match 4
     After today's brilliant fourth match between DeepMind’s computer program AlphaGo and Lee Sedol, the score is now 3-1 to AlphaGo and Lee has won his first game!
    • <囲碁:人間vs人工知能>偉大な初勝利の李世ドル、3局負けてもあきらめなかった
       2016年03月14日09時02分、ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
       ”2014年、地球上に初めて登場した人工知能アルファ碁は、昨年10月に欧州チャンピオン樊麾(ファン・フイ)との5回戦を一気におさめた。李九段にも12日まで3局勝ち続けた。一日3万個の棋譜を自ら学習し、1200個余りのCPU(中央処理装置)を装着して中央の「厚み」まで計算しながら最適な手を見つけ出すアルファ碁は、人間が届かない「囲碁の神」のようになりつつあった。 / 中盤、白兵戦が熾烈になりながら李九段は早目に秒読みに入った。1秒を残してかろうじて石を置く李九段の手が震えた。だが1時間以上も残っていたアルファ碁は堅固だった。依然として状況はアルファ碁の優勢だった。 / 誰でもすでに戦勢が移ったと予想した瞬間、李九段が中央の「ワリコミ」で勝負の賭けに出た。崖っぷちでも決して退かない、魂の着点だった。100万個の棋譜でも見ることができなかった妙手にアルファ碁は揺らぎ、その後、悪手を繰り返しながら自ら崩れた。
    • <囲碁:人間vs人工知能>李世ドル「アルファ碁、予想外の手にバグ」
       2016年03月14日11時20分、ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
       ”李九段は「アルファ碁がさらした弱点は2つ」と説明した。第一に「黒が苦手なのではないかと思う」とした。次に「きょう、アルファ碁が予想していなかった手が出た時、一種のバグ状態で数手進んだ」とし「予想外の手が出ると対処能力が落ちるようだ」と付け加えた。 / アルファ碁の学習方式について「インターネット上のアマチュア棋譜を伝えて訓練し、自ら碁を打つ汎用学習方法を採用した」
        私は囲碁は全くわからないけれど、『黒が苦手』 ってことは、先手が苦手ってことか。要は相手の動きに対応することは得意だけれど、自ら戦略を練ることが出来ない?

第5局では李九段が先手黒で打つとのこと、どシロートながらどんな展開になるのかには興味あり。



  •  Match 5 - Google DeepMind Challenge Match: Lee Sedol vs AlphaGo
     DeepMind, 2016/03/15 にライブ開始予定

ところで蛇足ながら、李九段の名前の日本語表記は奇妙過ぎないか? 『李世ドル』 なんて、はてどこのドル ($) だろうと思ってましたから −−−

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