遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

AV (= エッチビデオ) 出演に際しての人権侵害

現在進行中のキャンペーン;

認定NPO法人 ヒューマンライツ・ナウ Human Rights Now.jp



    •  AV出演強要に法規制を アダルトビデオ被害の報告書公表
       KYODO NEWS 【共同通信社】、2016/03/03 に公開


この問題は、弁護士ドットコムニュース でも昨年11月あたりから採り上げられておりました;

ところがこれを受け、『業界内を知り尽くした元人気AV女優や現役女優ら』 が、報告書の「偏り」や調査不足をフェイスブックで指摘、論争に発展している様子;

自由意思で楽しく? 活躍し稼ぐ女優さんは少なく無さそうだけど、その一方で、意思に反して出演せざるを得ない状況に追い込まれた被害者がいるのも紛れも無い事実。前者をもって 『出演強制は無い』 と断言するのは明らかな間違い。AVギョーカイの健全な発展? を目指して悪質な関係者を排したり法の整備をするなら大いに結構ですが。


それはさておいてこの問題、時代も関係者も異なるけれど、強制性の有無が殊更強調されている慰安婦問題と似ていないか? 『強制は無かった慰安婦イコール自由意志の売春婦であった』 との日本政府公式見解? なんて、反証が一つでも挙がったら崩れ去ることがわからないらしい。おまけに、日本が負けた先の大戦中のことであり検証さえままならないし、強制的に 『徴用』 したのが民間の業者であったとしても、当時の政府が責を免れるワケでもないし。


戦後処理ところか、不都合な過去を無かったものにしようとカネも使って画策する日本の品位は、過去何かしらあったとしても、現在は失われつつある様な気がします。

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