「緊急地震速報・津波警報の多言語辞書」 〜 翻訳のひとつの手本
容易かつ正確に理解され、迅速・的確な対応を促す速報・警報を他言語で発信するための (翻訳) 辞書。2015年3月に公表され改訂された緊急地震速報辞書に、今回は津波警報を加えて再公表;
緊急地震速報・津波警報の多言語辞書
気象庁・内閣府・観光庁、平成27 年10 月29 日
- 「緊急地震速報・津波警報の多言語辞書」の作成について 〜緊急地震速報の多言語辞書に津波警報の表現を追加しました〜
報道発表日 平成27年10月29日、気象庁
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- 緊急地震速報の多言語化について 〜緊急地震速報に関する表現を多言語に翻訳した辞書の作成〜
報道発表日 平成27年3月30日、気象庁
- 緊急地震速報の多言語化について 〜緊急地震速報に関する表現を多言語に翻訳した辞書の作成〜
携帯電話・スマホの緊急速報メール、防災情報を提供するアプリケーションなど、二次的活用が考慮されていることも特徴。
なお 『簡易な日本語であれば理解できる外国人向けに「やさしい日本語」への翻訳』 も記載あり;
- [情報文で用いる主な用語における「やさしい日本語」表現については、緊急地震速報が発信される時と場合、情報媒体が様々想定されることから、「文字情報」と「音声情報」の場合で表現を分けています。「文字情報」は視覚情報のため、災害用語をある程度そのまま使い、災害用語の後に< >括弧で「やさしい日本語」による補足を行う表現としています。「音声情報」では、災害用語等の外国人が理解しづらい用語は使用せず、音声のみで聞いて理解ができる表現としています。また、地震発生時における迅速な情報提供の観点から、最低限必要な情報のみ伝達するという趣旨で、その用語を伝達する必要がある場合とそうでない場合で表現を分けています。]
速報やら警報の目的を考えると、 「やさしい日本語」 が対する 「むずかしい (≒ フツーの) 日本語」 は、前者に統一してもよさそう。
よく考えられ工夫された (翻訳) 辞書では ?
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