南米　コロンビア　大統領選挙；　６／１５　決選投票へ

現職フアン・マヌエル・サントス大統領の２０１４年８月７日任期満了に伴う大統領選挙の結果、上位２人による決選投票が実施されることに。（直接選挙、任期４年、連続一度まで再選可。なお副大統領は大統領候補とセットになっている様で、大統領と同一任期、何度でも・連続でも再選可。）

野党候補の元財務相が首位＝大統領選、決選投票へ―コロンビア
　時事通信 5月26日(月)9時6分配信
　”サントス氏はFARCの武装解除に向け、歴代政権が失敗した和平交渉の推進を公約に掲げる。投票日直前、麻薬対策への協力でゲリラ側と合意するなど一定の成果を上げた。 / 一方、スルアガ氏はサントス氏の交渉姿勢を「弱腰」と批判し、掃討に向けた強硬策を主張。在任中、ゲリラを弱体化させたウリベ前大統領の協力を得て支持を拡大した。”

Santos y Zuluaga pasan a la segunda vuelta
　25-May.- (2014), Elecciones 2014 Colombia

なお注目していたイングリッド・ベタンクールさんは；

　Candidates / Colombian presidential election, 2014
　”On November 21, 2013 the Alianza Verde confirmed that there were six pre-candidates for the position: former Bogotá mayor Enrique Peñalosa, senators John Sudarsky and Camilo Romero, ex-presidential candidate and former FARC hostage Ingrid Betancourt, the Progressives Movement spokesman Antonio Navarro, and indigenous leader Feliciano Valencia. Betancourt, Navarro and Valencia failed to reach the party's "10% recognition amongst Colombians" requirement to stand as a candidate, leaving Peñalosa, Sudarsky and Romero as the three remaining potential candidates. In the election on March 9, 2014 Enrique Peñalosa was elected as the Green Alliance's presidential candidate 云々”

で今回参加出来ず。まだ次回もあるゆえ、諦めないで欲しいものです。

ところで当然選挙戦での争点となった同国最大のゲリラ組織 FARC (=Fuerzas Armadas Revolucionarias de Colombia) （コロンビア革命軍 / 日本語版はちょっとプア−−−）の選挙前の発信は；

同組織とコロンビア政府の和平交渉は現在キューバで進行中。最近の報道で目を引いたのは −−−

　
　出典： A Dutch Guerillera: The Foreign Face of FARC's Civil War
　May 02, 2014 – 01:08 PM, SPIEGEL ONLINE
　※ 「美し過ぎるゲリラ」？なお掲載されている写真１０枚の最後は、囚われの身のイングリッドさん。

麻薬ボクメツだのテロとのたたかいだの、アメリカの介入こそコロンビアの和平構築にあたっての最大の癌。メキシコや中米などもその犠牲となっている様だし。

遊蕩爺の漂浪メモ