遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

ウクライナ情勢 その2; 『西側』 によるシリア化

← ウクライナ情勢; 制裁合戦 / 2014-03-22

Ukraine Newspapers and News Media

 ウクライナの時差と現在時刻
 Crimean referendum, 2014

 クリミア共和国
 Timeline of the Euromaidan

 Timeline of the 2014 Crimean crisis



ウクライナも泥沼のシリア化の兆し。日本での嫌露中報道は相変わらずワンパターン;

    • US war plan for Europe and Russia
       Sunday, March 30th, 2014, Veterans News Now
       "A close relationship between Moscow and Europe would remove the rationale for America’s military role in NATO and thereby its political influence in Europe."


  • ウクライナ内戦の瀬戸際 (有料記事)
     2014年4月10日、田中宇の国際ニュース解説
    • 東部住民の決起でウクライナは再び緊迫している。東部のロシア系住民、ウクライナ極右政権、米軍産複合体といった、対立する各勢力の中には、緊張が激しくなって内戦化することを求める傾向が強い。ロシア系住民の中には、ウクライナ当局が弾圧を行って東部が内戦化し、ロシアが軍を侵攻させざるを得なくなる方がロシアに併合してもらえて良いと考える者がいる。ウクライナ新政権には、東部が内戦化してロシア軍が侵攻してくると、米国が軍事的にウクライナに肩入れを強めざるを得ず、米欧がウクライナを守る傾向が強まるとの考え方がある。ウクライナの政権転覆を誘発した米国の軍産複合体ネオコンは、東部が内戦になって露軍が侵攻した方が、米露の軍事対立が激化し、米政府が軍事を財政緊縮の例外として扱わざるを得なくなり、軍産複合体が儲かるので良いと考えている。
  • ウクライナ情勢 米、強制排除を支持 「政権には秩序維持する責任がある」
     産経新聞 4月16日(水)11時26分配信
      この姿勢はアメリカに限らず世界中のどの政権にも共通; 政権には反政府分子を叩き潰す権利がある、と云うこと。国民の声に耳を傾けるなんて 『ポピュリズム』 の名の下切り捨て、 『反政府分子 = テロリスト』 の公式を適用して弾圧、とんだ 『民主主義』。でもそれを言うなら、アサドにもマドゥロにも当然その権利はあるし、そもそも民主的に選ばれながら非民主的な方法で転覆されたアリスティード政権やらムルシ政権、ヤヌコーヴィチ政権にだってあった筈。中露だって然り、欺瞞・独善も甚だしい。

以下、4月17日追加;

【実況サイト】


 事態は流動的、バイアスはかかっているでしょうが、実況に近いと思われるサイトを紹介;

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