遊蕩爺の漂浪メモ

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原発 および 後始末Watch その32;

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福島第一施設の位置関係

福島第一構内タンクエリア図
朝鮮日報

レコチャ

福島民報
東京電力

TEPCO

동경전력

东京电力公司


【日本国内の動き・報道】

  • 重要視すべきは放射線有無ではなく被曝の「量」
     All About 11月9日(土)12時30分配信
      このテの、専門家っぽい発言にはカチンと来るものが多い; 言っていることは何となくわかるが、何が言いたいのかがわからない。
     量が少なければ原発事故で被曝しても問題ない、と聞こえる。 『地球上には放射性物質が多く存在し、そこから生じる放射線によって、我々は日常的に何らかの形で被曝している』、これもよく耳にするが、では原発事故起こしても、その結果として被曝の「量」が 『日常被曝』 と変わらなければ問題無し、としたいのか? 『相馬市の町中に住んでいますが、ここの空間線量は原発事故の影響を受けたとはいえ、私の実家がある大阪のとある地区の線量とあまり変わりません』、では相馬は大阪と変わらへんさかいに、大仰に騒ぐのは止めまへんか、と言いたいのか? 『まずは放射性物質のリスクがあるかないかは、0か1かという話ではなく、量の問題であるということをしっかり押さえていただければ』 −−− 一体何が言いたいのか? 放射線に関する知識らしきものの多さを自慢したいのか?? それとも原発(事故)の危険性を低く見積もりたいだけ???
     本来私の様な門外漢は、放射性物質がどうたらこうたらなんて知りたくもないし、知らずに過ごせるのが正常な姿でしょう。しかし、どうも放射性物質がバラまかれたらしい、立入禁止区域が出来て住民は移住を余儀なくされた、やれ野菜のナンタラ値が、魚が−−− 大丈夫か、となったのは全て原発事故およびそれを拡大して下さった関係者皆さまの情けない対応の結果。そんな事故を心配することは文字通り 『杞憂』 であり、事故なんて口にすると笑われる状況があったほど、安全だと思わされて来たのに。にもかかわらず起きた事故・放射性物質モレ、それを 『日常被曝』 と同レベルで扱うことにカチンと来ましたね。
  • 20ミリ・シーベルト以下で安全…規制委が指針
     読売新聞 11月8日(金)3時6分配信
     −−−20ミリ・シーベルト以下であれば、健康上に大きな問題はないとする指針を今月中にまとめることがわかった。 (中略) 20ミリ・シーベルトでは発がんリスクが十分に低く、適切な対策を取れば、リスクは回避できるとの見方が盛り込まれる見通しだ。 (以下略、引用終わり)
      大きくはないが健康上問題はある、と云うこと。

【日本語以外での報道・論評】

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