遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

シリア内戦Watch; その34 〜 国連の対応

← オバマの国民向け演説 (更新中)

← アメリカによるシリア爆撃 議会承認を待つことに
← イラク侵略の二の舞 −−− いつか来た道

← シリア内戦Watch; その3 〜 化学兵器の存在
← 山本美香さん: 永い取材旅行へ出掛けて丸1年



ロシアの新提案を改悪し提出された国連決議案に関する攻防、国連調査団による調査結果など。なおシリア情勢一般の実況は最下部に記載;


【国連安保理での攻防】


 米英仏は、自分達が訓練・武器・資金供給などで肩入れして来た 『反体制』 なるテロリストのことは全く眼中に無いらしい。まあ、無理はありませんが。支援の実態が国民に知れると、まして化学兵器使用が反体制派によるものだとなると大変なスキャンダルになりますから、何としても反体制派に勝たせてアサドを抹殺しないとね;

  • Divisions emerge over UN statement on Syria
     Last Modified: 11 Sep 2013 00:06, Al Jazeera English

    −−− Later an emergency UN Security Council meeting, originally called by Russia for Tuesday, apparently to discuss its own plan for Syria, was cancelled after Russia withdrew the request. (以下略、引用終わり)

 
 Divisions emerge over UN statement on Syria
 Last Modified: 10 Sep 2013 21:17, Al Jazeera English

【国連によるシリア調査報告】


 調査団による調査はアメリカの爆撃に備え、後日再調査としていったんシリアを出国せざるを得なかった経緯があります。従って報告書では、被害者の状況、使用されたガスの種類、それを運んだミサイルまでは特定出来る可能性がありますが、肝心の誰が発射したかまではわからない筈です。潘さんがどこまで踏ん張れるか、あるいは真意は? などにもよりますが、確認された事実に基づく 『味付け』 によっては、米英仏の戦争に加担する報告になりかねない。 (報告書を作成するのは下衆なおフランスの誰か、ってな記事を見た覚えがあるのですが、見付けられない−−−)