遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

ロヒンギャ 人権問題 〜 続報 その13; 仏教テロリスト その2

   ロヒンギャ 人権問題 〜 続報 その12; 仏教テロリスト −−−



イヤな気分になる記事;


<ミャンマー>「イスラム嫌悪」広げる高僧 仏教徒に陰謀論
  毎日新聞 6月21日(金)21時30分配信

   ムスリムが 「攻撃的」 で 「国家を乗っ取るつもり」 との認識に凝り固まっている様子だし、 『歴史的にイスラム教徒はジハード(聖戦)の名の下に異教徒を殺りくし、改宗を強いてはイスラム支配圏を広げてきた』 と云う、今では噴飯ものの歪んだ旧い歴史認識も、一体どの様に育まれたのか? 恐らくは長年の、為政者による意図的な刷り込みと思いますが。 それはさておきこの生臭坊主の認識が一般的だとすると、そこから直さないと民主化どころか、文明国足り得ない。


なお、この取材のきっかけとなったと思われる元ネタは多分かの悪名高き? TIME の記事、読んでいませんがソチラも相当偏っている可能性アリ;


TIME: “The Face of Buddhist Terror” | Islamophobia Today eNewspaper
  (6/21付けの筈)

   英語になっていますが、基本ペルシャ語のサイトですからスクロールバーが左側にあります。行も右寄せなので、ミョーに読みにくい。

  
  出典: TIME's Front Cover Focuses on Violent Anti-Muslim Buddhist Monks / loonwatch.com


案の定、TIME に反発・生臭坊主擁護記事も;


MYANMAR: Ignorant Western media call him the ‘Burmese bin Laden,’ but the Burmese people disagree
  Jun 21 2013, BARE NAKED ISLAM
  注; ショッキングな写真あり、アクセス注意。

   サイトのタイトルも 『貴方を殺そうとしているイスラムの本当の姿』 と憎悪に満ちた、紹介をためらわせるサイトですが、これが 「一般的」 なら仕方が無い。要はパメラ・ゲラーやテリー・ジョーンズなどのビルマ版ですが、はるかにカゲキっぽい。



こんな状況では 『仏教による国づくり』 なんて、生易しいハナシではない。誰がどの様に和解させるつもりか? それともロヒンギャをイビリ出すつもりか?

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