今度は某大阪市長の放言； 四面楚歌と思うが、どう収拾するつもりか？ 続報

　　⇒ 今度は某大阪市長の放言；　四面楚歌と思うが、どう収拾するつもりか？

原爆投下は神の罰　維新・石原共同代表「許し難い」 なんてニュースが流れていますが、自分の発言もその様に評価されていることがわからないほどボケたらしい。日本への原爆投下が「（神の）懲罰だ」とする大変残念な発信は売り言葉に買い言葉レベルのものに過ぎないとは思うけれど、その様な憎しみ・罵り合いしか招くことが出来ない日本の対応・政府の無作為はそれ以上に残念。いつからこんなに下品で無責任な国になったか？

◆【社説】国連機構の介入招いた日本の慰安婦妄言
　　中央日報日本語版 5月23日(木)10時47分配信

記事中の ＣＥＳＣＲ コメントは捜し方がまずいせいかサイト内で見付けられませんでしたが、件のセッションは恐らく；

Committee on Economic, Social and Cultural Rights / 50th Session ( 29 April-17 May 2013)
　　※ 先日紹介のもの とは別。

日本は上から５ヶ国目。関連して提出された資料として NGO Committee for the Reporting on the ICESCR など参照。 （なお現在開催中の Pre-Sessional Working Group 51st Session, (21-24 May 2013) では日本は出番無し。）

◆慰安婦問題巡る日本の対応批判　アムネスティ年次報告
　　朝日新聞デジタル 5月23日(木)10時46分配信

私はアムネスティはアメリカ政府の道具としか評価していませんが、軍事ヲタク政権が 『同盟』 と考える相手からの評価とすれば、同盟国からの評価も芳しくないってことになりませんか？

■ Annual Report 2013 / Download

　　※ ここからダウンロードした年次報告中１４１ページの関連部分だけ抜粋しますと；

• Violence against women and girls / When Japan’s human rights record was assessed under the UN Universal Periodic Review in October, government officials claimed compensation for former “comfort women” had already been resolved under the San Francisco Peace Treaty, bilateral agreements and treaties. On 4 November, then opposition leader Shinzo Abe was among signatories to a US newspaper advertisement which denied that the Japanese Imperial Army forced women into military sexual slavery during World War II.

◆橋下氏「僕の主張、本当は自民が言うべき」
　　2013年5月21日20時48分、朝日新聞デジタル

　　−−−自民党市議に対し「僕がいま主張していることは本当は自民党が言わなきゃいけない。日本は慰安婦問題を受け止めなければいけないのに自民党では責任を否定する人たちがいる。世界各国が過去を直視し、女性の人権を尊重する世界をつくる。この主張のどこがおかしいのか」と述べた。 　（以下略、引用終わり）

大変ご立派に聞こえますが、実際には 「なんでウチだけ怒られるんだ、他国だってやってるじゃないか、ズルい」 と云うガキ同様の発言しか聞こえて来ない。報道がまずいのかも知れないが、日本にいてこうなら、まして相手国ではどの様にとられるか考えていないみたい。頭のいい人とは思いますけど。

◆Far-right Japan Restoration Party defends wartime abuse of “comfort women”
　　23 May 2013, World Socialist Web Site

　　※ んっ？？ って箇所も少なくはありませんが、概ね現在の日本の政治家達の動きをよく捉えていると思います。それはともかく、この記事の題名が左右問わず代表的なもの。これが放言の結果です。

ボケ老人が放言、某市長が放言、在日コリアン差別のヘイトスピーチが日本で台頭 、これが日本流の発信か？ 更に言うなら、日本の歴史認識は絶対であって相手の言い分は全て間違いだから交渉は受け付けない、と言いながら 『対話の門はいつも開いています』 なんてワケのわからない政府の姿勢。理解なんかしてもらえない不思議・神秘の国ならまだいいけれど、軽蔑の対象になるだけ。

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