遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

日本国憲法: 売国・亡国・軍事ヲタク内閣 の狙い?

昨日2013年5月3日は 憲法記念日 でした。当日のイベントも様々だった様ですが、国民の白紙委任を受けたと勘違いする? 軍事ヲタク政権は改憲目指して着々と準備中;


与野党が談話=憲法記念日
  時事通信 5月3日(金)0時5分配信


憲法改正、国民的議論に委ねるべき…最高裁長官
  読売新聞 5月2日(木)19時57分配信


安倍とメディアの醜悪な「蜜月」 官邸にひれ伏す新聞・テレビ 1/2
  ・同 2/2
  選択 5月2日(木)15時45分配信



日本国憲法第96条 が話題に上っていますが 、「強い日本」 を標榜する安倍お坊ちゃまの狙いは9条の改正でしょう。。それが国民の総意なら構いませんがーーー


以下、幾つかの議論を紹介。なお例によって少し時間の経った記事はリンク切れ、と言うより開示停止になっていますが、題名だけで十分その薄い中味は判断可;



 
  kenji tanaka さん、公開日: 2013/04/27
  記事: <ネット世代向けイベント>各党がアピール 首相は戦車に
      毎日新聞 4月27日(土)21時24分配信

    −−−迷彩服の上着とヘルメットを着けて戦車の砲手席に立ち、カメラや携帯電話を構えるコスプレ姿の客らに笑顔で手を挙げて応えた。 (以下略、引用終わり)

   これはどんな 「アピール」 か? 何がメッセージなのか? 正に軍事ヲタク。選んだ国民もそのレベルだから、しゃーないか。「カッコいいだろ、徴兵の時はヨロシク」 ってことだな。


安倍首相「有名な憲法学者」の名にポカン 「芦部信喜知らないって…」支持者もドン引き
  J-CASTニュース 3月30日(土)17時54分配信

   何のビジョンも統率力も実行力もなく、国会をクイズ番組と勘違いした野党議員も情けない。この点、私は安倍首相に同意。輝かしい経歴や肩書の多いガクシャやセンセイだから知っているべきなんて、皆そんなにヒマじゃないでしょ?「権威」にやたら弱い優等生もどきが多過ぎる。大切なのはどうありたいか、であって、象牙の塔に閉じ籠るガクシャセンセイがどう言っているか・書いているかではない。自分が知らなくてかつ必要と判断するなら、ブレーンの中に知っている者を置けばよいだけのハナシ。


憲法9条を改正、集団的軍事行動も可能に…首相
  読売新聞 3月9日(土)19時31分配信


日本の「平和憲法」は不適切な呼び名=中国で解説報道
  XINHUA.JP 3月6日(水)23時38分配信

   いや、憲法は不完全で有り日本にふさわしくはないが 『平和憲法』 あるいは 『日本に再軍備をさせない憲法』 であることに間違いは無い。問題はそれを舐りまわす国防軍ヲタク内閣。


No.1026 1913年との類似化
  Posted on 2013年2月15日、耕助のブログ (ビル・トッテンさん)

   細部に関しては??ってところもありますが、トッテンさんの主張には共感するところが大きい。この記事の締めくくり 『ほとんどの戦争は、人間の愚かさ、傲慢さ、そして強欲によってもたらされる。残念ながら今の日本政府や財界をみると、それを十分に持っているようだ。1913年当時のヨーロッパと、2013年のアジアの状況が危険なほど似ていることを、だから私は恐れている。』 、この言葉が現状をよく表しているとおもう。


「強い日本」へ憲法改正=自民運動方針素案
  時事通信 2月6日(水)2時38分配信


安倍首相、憲法改正で「国防軍」明記に意欲
  読売新聞 2月1日(金)20時32分配信



私も改憲派ってことになりますが、それは現憲法がどんなヘリクツを捏ね回そうが 「占領軍」 によって押し付けられたものであり、主に日本の再軍備を妨げる目的で制定されたものであるためか、不備が多いことによります。所詮、了見の狭いヤンキーの自己満足の作文。結果として 『世界に例を見ない (そりゃそうだ、押し付けられた憲法金科玉条の様に何十年も守り続けるおめでたい国は世界に例を見ない)』 『平和憲法』 と認識されるため、硬直化。


百歩譲って現憲法の不戦の精神を守りたいというなら日本人自身のコトバで書き直す際にそれを反映させればよいのであって、改憲に反対すると云うことは、改憲イコール改悪 (不戦の精神を破棄) の恐れがあるからか。96条をいじって改憲を容易にしようと目論む軍事ヲタク政権下では尚更、ってのもわかる。しかし、国防に関して現在の様な中途半端な状態が続くことのデメリットも考えるべき。


国防が軍事力・核兵器所有によってのみ可能だ、と言うDPRK式の考えが国民の総意あるいは大多数の考えなら、その様に変えるしかないでしょ? 私は日本の地理的要因・世界のすう勢を考えれば、外交でも実現可能とおもうが。


戦争・紛争で被害を受けるのは為政者や政治家ではありません、国民です。手が回らず偏ってはいますが、当ブログで幾つかの話題を紹介する理由もそこにあります。経済が上向けばそれでよし、それ以外は軍事ヲタク政権に任せておけ、なんて白紙委任みたいなことをやってると、間違い無くいつか来た道を歩き後戻り出来ないことになるでしょうね。昨日はそんなことも考えながら まちあるき をしておりました。

.