遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

魔の38度線?

38度線 (厳密には軍事境界線) を越えようとすればハチの巣かと思ったらそうでもない様子、なかなか牧歌的でよさげでは?


扉にノック、開けたら北兵士…韓国軍ずさん態勢
  読売新聞 10月12日(金)9時32分配信

  −−−韓国側の鉄柵では複数の兵士が警戒中だったが、目撃者はいなかったという。お粗末な韓国軍の態勢に、野党側などから「手投げ弾や小銃で宿舎が攻撃されていれば、韓国兵は皆殺しだった」と怒りの声が上がっている。 (以下略、引用終わり)

   でも、出来たのにしなかったってことは、DPRK側にその様な意図は無かったからと考えるべきでは? そんなことをすれば直ちに開戦だから、余程のキ印でも無い限り考えさえしないでしょう。38度線をはさむ国境警備にあたる両部隊は良識をわきまえた兵隊さん達らしい。真のキ印・瞬間湯沸かし器・戦争屋はむしろ両側の上層部やら政治屋、それに米軍。


(朝鮮日報日本語版) 亡命した北朝鮮兵士、鉄柵突破の方法は
  朝鮮日報日本語版 10月10日(水)13時29分配信

  韓国にあこがれ…上官射殺・亡命の兵士は17歳
    読売新聞 10月9日(火)7時33分配信



DPRKの上官射殺は亡命の手土産の方便かも。フツーに考えれば、上官を撃ち殺し脱走して軍事境界線越えようとすれば相当ハデな銃撃が発生する筈、いくら両軍が呑気でも気付かないワケがない。いずれにせよ上官射殺の真偽は確認出来ないだろうから、それは真実としてあげればよい。


国境線を一触即発の状態にしておきたい勢力がいるのだろうけれど、そんな馬鹿にはいのちを賭ける価値など無い。当面日本を共通の敵としてでもよいから南北統一の機運が高まってくれるとよいのだけれど。日本の様にいつまでもアメリカべったりでは、ぼったくられた上にそのうち国を焦土にされかねない。仲良くやってよ、と云うのが一連の報道を見ての正直な感想。