遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

丸裸で切り捨てられる犯罪被害者、 一方で法で手厚く保護される犯罪加害者

犯罪加害者に優しい社会を目指して−−−


法相に死刑執行停止を要請=情報公開も求める―日弁連
  時事通信 6月18日(月)19時4分配信 (リンク切れ)


  −−−死刑制度の廃止について議論が尽くされるまでの間、死刑の執行停止を求める要請書を滝実法相に提出した。 / 要請書は、死刑制度について「非人道的な刑罰であり、社会復帰の可能性を完全に奪う」と指摘。死刑廃止が国際的な潮流となっていることや、冤罪(えんざい)による執行の恐れがあることを挙げ、 (以下略、引用終わり)


   情報公開請求だけはマトモ、しかしそれ以外は理解に苦しむ見解。議論なんて永遠に尽くされることは無いし、刑罰が非人道的と云うなら罰せられる犯罪は非人道的ではないのか、「国際的な潮流」 が常に正しいのか。二度と社会復帰などして欲しくない犯罪者も少なくはないし。(センセイ達のお隣で暮らすなら別ですが。) その信条やら宗教やら見栄などサラリーマン法務大臣の胸先三寸で、膨大な時間とカネと知恵をかけた裁判により確定した刑の執行を妨げられる仕組みそのものもおかしい。冤罪は確かに問題であるが、その可能性のないケースはどうなのか? 例えば日弁連はアホダラ教祖様やら実行犯であるその信者様の死刑執行にも反対するんですね? しなければ、論理なり屁理屈は破たんする筈ですが。それとも再開される裁判を引き延ばして逃げるつもりかな?


  オウム事件 裁判再開、死刑執行見通し立たず
    産経新聞 6月22日(金)12時59分配信



ノルウェー前法相「司法も間違う」=都内で死刑廃止シンポ
  時事通信 6月1日(金)22時36分配信 (リンク切れ)


   建前論が今のところ成り立っているだけの「人権・福祉先進国」ノルウェーの前法相? ナンボのものですか。


  「知能に問題なし」=連続テロ被告―ノルウェー警察
    時事通信 6月1日(金)22時3分配信 (リンク切れ)


   確かノルウェーの現行法で彼は死刑にはなり得ない。最高でも禁固か懲役xx年、うまく行けば生きて出所出来る筈。しかしこの犯罪の規模と性格からしてそれはおかしい、と云う意見だって少なくは無い筈。エリート気取りの皆様は無視しているでしょうけれど。



死刑が犯罪抑止になるかの議論は別として、冤罪の可能性の無い犯罪で、何人殺そうが法で手厚く保護され、裁判が終われば終 (つい) の住まいとなるムショでは雨風をしのげ、病気になれば無償で医者にかかれ、シャバと違って食うに困らない環境が手に入るとも言い換えられる訳で、何かおかしくありませんか? 例によって極端なケースでは、失業して職も見付からずむしゃくしゃしたらどこぞの駅前かホコ天で何人か刺殺して・轢き殺して逮捕されればそれが実現するワケだ。 それに比べて被害者は −−− 一体、どんな社会を目指しているのか? 犯罪加害者の人権を無視しろとまでは云わないが、被害者の人権と比べてあまりにアンバランス。


殺された命の値段は「2000万」なのか? 遺族は憤り、闘う
  産経新聞 6月10日(日)12時39分配信


犯罪に巻き込まれて収入が減る…「やられ損」被害者は救えるか
  産経新聞 5月19日(土)11時36分配信 (リンク切れ)



ところでアホダラ教で思い出したのが 横山昭二 弁護士。もう亡くなられていました。横弁はマスコミのイジメに遭っていたことをよく覚えています;


  
  横山弁護士~平成の出来事
  kngwappli さんが 2012/01/06 にアップロード


今も変わらぬマスコミの馬鹿さ加減が良く現れたビデオ。彼らの姿勢も被害者の傷を拡げ、場合によっては被害者の人権を蹂躙します。