「平和危うくするイスラエル」、 よくぞ言ってくれた、で、何が問題なのか?
よくぞ言ってくれた、の一言。ユダヤ人がホロコーストの被害者であることは、イスラエルの好き勝手しホーダイの免罪符では無い;
◆独ノーベル賞作家「平和危うくするイスラエル」
読売新聞 4月5日(木)20時1分配信
独語の原文掲載先:
◆Was gesagt werden muss
04.04.2012, 12, sueddeutsche.de
以下、実際にどんな詩なのか翻訳サイトをひとつづつ紹介。時宜性・内容重視ですから、翻訳の巧拙 (私には判断出来ないし) は問わないことにします;
英語の翻訳掲載先:
◆Günter Grass - What Has To Be Said
April 04, 2012, M of A (Moon of Alabama)
日本語の翻訳掲載先:
◆83;ギュンター・グラスのイスラエル批判散文詩で議論沸騰/翻訳追加
2012年4月5日木曜日、明日うらしま 83
- わたしはもう黙らない、
わたしは、西側の偽善に嫌気がさしているからだ;
これに加えて望みたいのは、
大勢が沈黙から自由になり、予見できる危機の責任者に
暴力の放棄を迫り、同時に国際機関により、
イスラエルの核の潜在能力とイランの核施設の妨げのない、
永続する管理を、両国政府が承認するよう根気よく要求することを
この詩のどこが、そして何が、何故問題なのか? イランのアフマディーネジャード大統領の様にホロコーストは嘘っぱちだなんて一言も言っていないし、ユダヤを侮蔑もしていない。イスラエル・イランの核兵器に関する認識も間違ってはいませんよ、実に正確でよく言葉を選んでいる様です。この詩は上掲引用部分が示すように、皆が思っているのに口に出せない、平和の呼びかけでしょう。あちこちで大騒ぎになっているのは、 『西側の偽善』 の最たるものである 『「反ユダヤ主義」の糾弾』 にスバリ触れたから。でもユダヤ イコール イスラエルではありませんよ。イスラエルのやり方に承服出来ないユダヤ人は少なくない筈です。恐らく誰も論理的な反論は出来ない筈です。せいせい 「うるさい、黙れ」 と叫ぶのが関の山。 (早速ネタニヤフが叫んだ様ですがね)
◆The Supreme War Crime
Saturday, February 4, 2012, War Crimes Times
◆US, Israel Intel Officials Agree: Iran Has No Nuclear Weapons Program
March 18, 2012, ANTIWAR.com
◆米情報機関「イランは核兵器製造を決定してない」
サーチナ 2月26日(日)17時24分配信
◆モサド 重要施設破壊、科学者暗殺でイランを挑発し空爆狙う
NEWS ポストセブン 2月20日(月)16時6分配信
鳩のお坊ちゃまがイランへ行くのは別に構わないが、何をホザくつもりか? アホ天野の肩を持ちアメリカ様と同じお説教をするのか、軽んじられる日本国憲法の理念だの、形だけの原爆の悲劇を語るつもりか? イランは多分まだ親日国だから客人に恥はかかせないでしょうが、国際社会からは 「またか、」 と失笑を買うだけのハナシ。逆にこの詩を見せられて、どう思うか質問されたらどう答えるつもりですかね?
◆Yukiya Amano: Minion of the Empire
March 26, 2012, Antiwar Forum
◆Blix: US, Israel source most of IAEA allegations
Sun Mar 25, 2012 1:23PM GMT, PRESSTV
◆IAEA Chief’s Credibility Questioned
March 22, 2012, ANTIWAR.com
−−− 日本軍による南京大虐殺も、殺人行為があったことは確かだろうがその規模について諸説ある状態ですが、そのうち疑義を差しはさむことさえ犯罪とされる史実になり兼ねない。他人事ではない。