遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

2011年東北地方太平洋沖地震 その160: もぉ〜暑、 余震・地震・気象事象 〜 釈愚式予測のこと、 311から6ヶ月目に突入

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 気象庁


 (;´д`) 平成23年8月11日の最高気温予想 / 高温注意情報


 気象庁 アメダス

    午前10時時点で、昨日より少しおとなしそうですが、真っ赤 (=30度超)


 熱帯夜…東京は28・2度で7日連続 きょうも「猛暑日」予想
   産経新聞 8月11日(木)9時45分配信


 猛暑の終わりが見えた?
   チーム森田の“天気で斬る!” - Yahoo!ブログ
   2011/8/11(木) 午後 2:43 ♪~♪ d(⌒o⌒)b♪~♪

   −−−しかし、この猛暑もようやくピークを過ぎたようです。その証拠が、あちこちで広がりつつある雨雲。特に気温が上がった関東地方でも雨雲が発達していて、都心でも、雷鳴が聞こえてきました。 / 一回の雷雨で、その後も気温が低くなるとは言えないものの、雨が降るということは、高気圧の勢力が少し衰えてきたことの現れでしょう。まだまだ高気圧が居座る西日本では、引き続き猛暑になりそうですが、北日本や東日本は、週末に向けて少し暑さが和らいでくることが期待できます。 (以下略、期待しつつ 引用終わり)


 Yahoo! でんき予報
   8月10日10時40分 更新

    ひっ迫? 節電による節冷も悪い事だけではなさそう。冷房病が減ったらしいし。



 防災気象情報
 気象統計情報 (火山含む)
 報道発表資料




 地震・余震発生状況


  防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網


  地震情報(震源・震度に関する情報)、震度3以上 / 気象庁


  Earthquake List for Map of Asia Region / USGS

   環太平洋 / 半球


 震央(=震源の真上)の空白域


  何時間かおきにチェックしていて (今更ながら) 気付いたことが; 仙台湾って震央の空白域になっている様ですが、何故だろう?


     
      直近30日               2011年
    左出典: 都道府県・宮城県・最新30日間 の震央分布図
    右出典: USGS Earthquake Hazards Program Historic Seismicity EASTERN HONSHU, JAPAN


     
      1990年以降             1900年以降、M7以上
    出典: USGS Earthquake Hazards Program Historic Seismicity EASTERN HONSHU, JAPAN


  不思議 −−− でもないか? 内陸部にも空白域はありそうだし。




【釈愚さんのブログ 「心安らかなる日々」 より】


 地震・余震予測


   8/11午後〜8/12 予測 引き続き【注意報(低)】
     2011年08月11日 13時13分29秒

    −−−(2)概況: / 今日は、日本海側から太平洋側への流れがでています。特に、東北地方の宮城県より北ではその動きは顕著です。このためか、昨日の予想に反して地震の頻度は東北地方が多いです。 / また、西日本においても日本海側から太平洋側への流れがありますが、一方で南方から温熱流の強い流れがあるために、ちょうど、日本列島の下でぶつかるようになっていると考えられます。 (中略) 岩手県沖合いの高温の温熱流がなくなったと言った直後から、岩手県沖合いでの地震が増加しています。この本当の原因はよくわかりませんが、温度低下や温度上昇を繰り返しているために、地震が起こりやすくなっていると考えています。 (中略)

    各地での地震の発生予測
    
    マーキングした箇所で必ず地震が起こるというものではありません。温熱流や冷熱流の動きがとくに顕著であったところ、温熱塊や冷熱塊の動きのために、地震が発生する可能性があると予測される場所についてマーキングしています。 (中略)

    (追記) −−−海外出張のため地震予測をお休みをする期間は、8月21日から8月31日の11日間となります。 (以下略、引用終わり)


  8/10午後〜8/11 予測
    2011年08月10日 13時11分27秒


 ■ 更新・考察


  (再考) 地球を哲学する −新しい地球像−
    2011年08月11日 00時29分25秒


    −−−温熱流と冷熱流の正体を明らかにしたいだけである。 / やはり、地下20kmあるいは30kmの地下空間を移動する熱源があるとするのはよしとしても、速度がすこし速すぎる。 / しかし、もし、地球の奥深いところに熱源があって、この熱源の移動が平年差に写り込んでいるということであれば、そんなに速い速度を想定する必要はない。 (中略) たとえば、半径6kmの発熱体があった場合、地球の半径を大雑把に約6000kmと考えると、1000倍である。すると、温熱流の50kmというのは、時速50mにしか過ぎなくなる。 / その替わりにこの発熱体の温度たるや凄いものであろう。地球のベースとなる気温を維持する訳だから、そして荒っぽい言い方だが地球上において凍っていない地域の方が多いとすると、平均温度は0℃以上であり、宇宙空間が−293℃とすると、その差に匹敵する放射熱が宇宙空間に出ていっている。 / では、この放射熱というのはどの程度のものなのだろうか? / 案外大きくない。つまり、放射熱というのは伝熱や対流などで広がる熱とはそもそもオーダーが異なる。 / たいした熱量が必要という訳ではない。 / しかし、熱源がほぼ中心にあると考えないと、その熱によって、地球表面の温度差はずいぶん大きくなるのだから、熱源はほぼ中心にある。 (中略) この内部の小さな熱源から新たに生成される熱エネルギーは、地球の球体内を拡散していくのだから、半径の二乗に反比例して減少していく。 / つまり、たとえば、熱源の半径が6kmだとすると、地表に到達するときには、10の六乗分の一、つまり、百万分の一に減少している。 (中略) 地球の内部に高温の熱源があるがそれは地球の大きさに比べれば非常に小さい規模であり、しかも、その熱はいろいろなところを通過するにしても、ほぽ地球の内部の熱源の表面を反映しているものであろう。 (中略) 非常に発熱効率のよいものがあるということである。 (中略) 今は、数十キロ下の地下空間に、地震予測の必要に迫られて実体化した温熱流と冷熱流を想像し、そしてその動きが激しくなれば、地震だけでなく、その動きの怖さもあった。 / しかし、それが新しい地球像では、いまや何千キロメートルもの地下の話となった。 / さらに、地下山脈などいうようなものを想像していたのだが、それが、そこに熱伝達特性に方向性がある物質があると考えればよいことになってきた。つまり、例えば、熱伝達特性のよいなにかの金属鉱脈があるとか、あるいは逆に熱伝達特性の悪い液体状のものがあるとか、というものを考えればよいことになった。 (中略) 平年差の図がマントルよりもさらに地下の熱源の反映であったというのは、自分自身にとっても晴天の霹靂であったが、論理的思考にもとづく論理的帰着であると考える。 / まだ当分は冷熱流、温熱流という言葉は使いますが、いずれ適切な言葉に変更していくことにします。  (以下略、引用終わり)


     引用が長くなりましたが、新仮説。地殻 (あるいはプレート) 直下に温冷熱流のレイヤー (層) があって縦横無尽に動いているとすると、それに負けずに各々のプレートを常に一定方向に動かしている (これは実際に観測されている事象) 原動力は何だろう? との疑問は解消されます。すると地震に関しては、揺れの原因と考えられるプレートの跳ね返りやらすべり、地殻内の断層の動きが熱によって誘発される、と云うことになりますね。気象事象やら火山活動は正に熱によるものですから説明出来そうだし。



    で、短絡思考; 地球の半径の1000分の1程度で地球の中心にある熱源とは? 現在の地球物理学 (内部物理学?) の仮説によれば、金属質固体と考えられる内核でさえ半径1200キロ超 (地球の半径の約1/5) ですから、更にその中心と云うことになります。ちなみに、金属質流体の外核の半径は約3500キロ、地球半径の1/2超。なお、高温・高圧化の領域はまだまだ未知の分野の様子。 (左図の出典は 世界初!地球中心部の超高圧高温状態を実現 〜ようやく手が届いた地球コア〜


    引き続き要注目。




311大地震発生から丸5ヶ月経過し、6ヶ月目に突入。


まず冷たい数字のハナシ; 警察庁緊急災害警備本部 平成23年8月10日発表の 平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の被害状況と警察措置 および過去記事によれば;


  死者 15,689 人 + 行方不明者  4,744 人 = 犠牲者計 20,433 人
  死者 15,547 人 + 行方不明者  5,344 人 = 犠牲者計 20,891 人 (平成23年7月10日 時点)
  死者 15,405 人 + 行方不明者  8,095 人 = 犠牲者計 23,500 人 (平成23年6月10日 時点)
  死者 14,919 人 + 行方不明者  9,893 人 = 犠牲者計 24,812 人 (平成23年5月9日 時点)
  死者 12,915 人 + 行方不明者 14,921 人 = 犠牲者計 27,836 人 (平成23年4月9日 時点)
  死者  9,811 人 + 行方不明者 17,541 人 = 犠牲者計 27,352 人 (平成23年3月24日21時 時点)


死者数は311以降の地震による数も含みますが、主に震災後の混乱と津波による行方不明者の多さによって、犠牲者数の把握が困難を極めていると云えそう。ハイチ地震からは既に1年7ヶ月経過しますが、未だに地震による正確な犠牲者数の把握が出来ていないのは無理の無いことかも知れません。



今回の震災の特徴は、やはり天災である地震津波に加えて明らかな人災である原発事故との複合災害である点でしょう。 先日紹介の 東京大アイソトープ総合センター長提言 によれば、ウランに換算して広島原爆20個分に上る量の、減り方の遅い放射性物質が漏れ出したのみならず、日本の財界を牛耳る某電力会社・お手盛り原子力安全保安院・機能していない政府のおかげでいつの間にか被害が国内外に拡がってしまったこと。上掲犠牲者数の中で、被ばくを直接の原因とするケースはあったとしてもごく僅かでしょうが、問題は生き残られた方々および多かれ少なかれ被ばくしたかも知れない我々;


<東日本大震災>取り残される被災者…11日で5カ月
  毎日新聞 8月10日(水)23時48分配信

  被災地悲鳴、ハエ退治に自衛隊出動
    読売新聞 8月3日(水)14時33分配信

  東日本大震災:住宅、直したくても直せない…宮城沿岸部
    毎日新聞 2011年7月22日 10時47分(最終更新 7月22日 11時51分)


社会的弱者と云える被災者の中でも、お年寄りやら障がい者等更に弱者は明らかに見捨てられている、と言わざるを得ません。衛生状態も先進国に当然あって然るべきレベルのものでは有り得ないし。この期に及んでも、自助努力だの経済原則だのの屁理屈が通っているなら、異常なことです。立場が弱ければ弱いほど、死んだ方がマシだったと思わせる様な状況が産まれているのなら、とんでもないことです。


東日本大震災から5カ月 死亡1万5,689人、行方不明者4,744人 8万7,063人が避難生活
  フジテレビ系(FNN) 8月11日(木)13時22分配信

  −−−インフラは、宮城県では、222カ所の信号機がいまだ作動しておらず、144人の警察官が、手信号で歩行者や車をさばいている。 / 宮城県警によると、信号機の工事費用を負担する予算の問題や、工事を行う業者が被災していることなどが、復旧が進まない原因だという。 (中略) 海水をかぶった農地の「塩害」問題。 (中略) 福島県内のがれきは8月1日現在、推定339万トン、仮置き場に運ばれたがれきは、そのうち34.5%。 / こうした中、福島・相馬市では、大量の流木の処理が問題になっている。 (以下略、引用終わり)

  信号機停止370カ所超=死亡事故も、復旧に時間―被災3県「安全に問題」
    時事通信 7月31日(日)14時58分配信


がれきは大量の産業廃棄物と同じ様なものであるし、放射能による汚染の可能性があるならば処理は更に難しくなる。 (なお放射能汚染の可能性は無いが、がれきの処理はハイチでも殆ど進んでいない筈。) 最も重要なインフラのひとつである信号機さえ復旧出来ていない状況は −−− 政府が相変わらず機能していないことを意味しませんか?


小さな国の大きな善意 かつての支援に感謝の気持ち
  産経新聞 8月9日(火)7時55分配信

「トモダチ作戦」つないだ絆=気仙沼・大島の子ら米軍と交流―沖縄
  時事通信 8月8日(月)21時8分配信

被災地に輝いた「一輪」 トモダチ作戦で通訳の米女性兵士
  産経新聞 8月6日(土)7時55分配信


上掲記事はほんの一部ですが、義援金 (多分まだまともに配分されていないでしょう) のみならず職責を超えた援助など世界中からの善意の大半は、経済原則に基づき見返りを求めてのもではありません。それが活かされているのか、活かせる体制になっているのか、大問題。ぐずぐずしていると、今度はアメリカ発の大地震の影響を受けて、復興活動どころか日本全体が停滞し兼ねない。被災者は二重・三重に苦しむことになります。