遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

2011年東北地方太平洋沖地震 その116: 気象、 余震・釈愚式予測のこと、 大規模自然現象のこと

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 気象庁


 高温注意情報の発表開始日等について
   報道発表日:平成23年6月29日


   −−−今年、6月10日の報道発表「新たな「高温注意情報」の発表開始等 熱中症対策に関する気象情報の拡充について」において、改めてお知らせするとしておりました高温注意情報の発表開始日については、以下の日時で確定しましたのでお知らせします。 / ■発表開始日時:平成23年7月13日(水)17時過ぎ (以下略、引用終わり)


    猛暑となると、てんき予報のみならずでんき予報も要注意の様ですね;


   7月5日は大停電危機!「ヤフー電気予報」衝撃の99%
     夕刊フジ 6月29日(水)16時56分配信

    電気予報(ベータ版) - 節電・停電 東京電力エリア版 - Yahoo! JAPAN



  現時点での警報・注意報など確認様リンク集は;

   防災気象情報
   気象統計情報 (火山含む)
   報道発表資料




 地震・余震発生状況


  防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網


  地震情報(震源・震度に関する情報)、震度3以上 / 気象庁


  Earthquake List for Map of Asia Region / USGS




【釈愚さんのブログ 「心安らかなる日々」 より】


 地震・余震予測


   6/29〜6/30 予測 :【注意報(念のため低)】
    2011年06月29日 12時48分42秒


    (2)概況: / (a)日本列島をめぐって温熱流と冷熱流が混合しバランスがとれていること、(b)オホーツク海から南下する冷熱流が北海道を、黄海から東進する冷熱流が九州に圧力を加えていること、また、(c)このふたつの冷熱流が日本海側にて合流して、日本海にあった温熱流を太平洋側に圧力を加えていること、(d)太平洋側に押された温熱流が福島茨城千葉の冷熱塊をすこし融解したこと、の4点です。 (以下略)


    


  6/28〜6/29 予測
    2011年06月28日 13時40分25秒



 ■ 更新情報・考察


  ご質問に対する回答 −平年差の図、 ホットリングなど
    2011年06月29日 09時48分55秒


     昨日の記事 内で採り上げたダイポール現象についても答えられています。 私の関心は下記。


  物事は全て理由があって起きる
    2011年06月28日 23時30分20秒




上掲最後の紹介記事中に挙げられた疑問は、改めて問われると、何となく自明の理 (あるいは大前提?) として理解していることだけにスパッと答えるのは難しいのでょう。私はほぼ門外漢ですから達磨さん (手も足も出ない) ですが、問われている理由も、その意義もわかる様な気はします。


例によってとんでもないものを引き合いに出します。私の父の死亡診断書から抜粋、何かの役に立つなら怒らんでしょう (でもさすがに一部伏字としました);


  死亡の原因 1(実際はローマ数字):

  (ア)直接死因: ●●性肺炎
  (イ)(ア)の原因: 術後●●●経過不全
  (ウ)(イ)の原因: ●●●手術
  (エ)(ウ)の原因: (空欄)


  死亡の原因 2(実際はローマ数字):
   直接には死因に関係しないが1欄の傷病経過に影響を及ぼした傷病名等

   ●●癌


私はこの書類を実際に見るのは初めてでしたが、この欄に妙に感心してしまったのを覚えています。病死、と云うありふれた結果の原因をとことん追求する手法、と解します。勤め人時代にも問題解決の手法として、何故?を繰り返すってのがありました。自分自身のチョンボに関して実際にその手法を使用しましたが、何段階まで行けると思います? 無限? とんでもない、せいぜい2〜3段階で問題の根と云うか原因まで行き着く様でした。死亡診断書では4段階まで用意されていますが、医療過誤を問おうか、と云う声まであった父のケースでも上掲の通り3段階止まり。 (書き切れないケースがあるのかは、生々し過ぎて尋ねることが出来ませんでしたが)


ある事象について何故?を繰り返し尋ねると、その手法に慣れていないと相手はまず間違いなく怒り出します。 「そんなの当たり前じゃないか」 「そんなにオレを信用出来ないのか?」 勿論そんなつもりでは毛頭なく、真の原因まで行き着きたいだけ。本当に真剣にこれを考えると、思わぬ原因に行き当たることがありましたね。


ハナシを元に? 戻しますと、昨日ダイポール現象を取り上げたのは、 「インド洋」 の名前が出たので、記事の趣旨とは無関係に一般論として、大規模な自然現象についてその原因が究明し切れていない部分が多いことを示したかったため。一部解明されていたりすると、それこそ 「まだら模様」 やら 「虫食い状態」 になります。(蛇足; 多分この分野では今話題のスーパーコンピュータがシミュレーションで活躍している筈ですが、入力・指示を誤れば、当然それに応じて出力も誤ります。)


大規模自然現象の原因・発生のメカニズムについて、例えば以下サイトでも、皆複雑に絡み合っていることは確かながら、すっきりとした説明は無い、と思います。何が原因で何が結果か;


気象庁 エルニーニョ-ラニーニャ現象とは

  気象庁 エルニーニョ-ラニーニャ現象に伴うインド洋熱帯域の海洋変動


エルニーニョ・南方振動

ダイポールモード現象

インド洋全域昇温

気候変動

地球温暖化

Hypercane


我々の生存がかかっているなら、全てが解明されずとも 「疑わしきは罰する」 、つまり関与が疑われる要因は出来る限り取り除かれるべきでしょう。しかし解明の努力は続けられるべきであって、そのためにはあらゆる可能性や誤った認識を洗い出すことが必要。釈愚さんが主に地震予知の観点から展開されている仮説を読むうちに、勿論それにも非常に興味はありますが、気候にも適用出来そうだなぁ、エネルギーとして取り出せたらすごいことだなぁ、と考え出した次第。世界中でSSTやらSSTAを観測・分析していますが、それを地下のエネルギーの動き、ととらえているのはごく僅かでしょう。検索のし方を工夫してはいますが、ネット上で引っ掛かってこないので−−− 上に挙げたリンクの中で、地球内部に注目しているものは殆ど無いみたい。でも実際には巨大なエネルギーですよね? どう考えても地上で起こっていることと無関係とは思えない。