遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

2011年東北地方太平洋沖地震 その69: 余震、気候 −−−釈愚さんの新説

TVの報道か何かのせいでしょうか、この5月連休中に東京を巨大地震が襲う −−− と云うハナシが一部で? まことしやかに伝わっている様子。節電も、原発事故による供給減対応ではなく、東京大地震? に備えてのものだとか。あるいは太平洋プレートは移動しているのではなく拡大しているのだとか。私がハナシを聞いた人 (同じくシロート) は自信たっぷりでした。巨大地震後にどうやって都内からxx経由海外に脱出しようかも大真面目で考えていましたね。 (ただし国内は歩いて移動とのことでしたから、余程歩き慣れていなければ無理でしょう。) 直下型であればマグニチュードに比して被害が大きくなることは確かでしょうが−−− 自然災害のことですから、このテのハナシは肯定も否定も出来ませんがね;


 余震】


  
  出典: 直近24時間、防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網


   余震JMAvsUSGS.xls 直



  【注意報解除】【5月2日午後2時00分現在】 今日の午後から明日の余震予測
     2011年05月02日 14時00分00秒
     心安らかなる日々 (釈愚さんブログ) より


    


  海水面の動画像(youtube)から、温熱流冷熱流のマクロな動きをとらえる。(その1)
    2011年05月02日 09時35分25秒
    心安らかなる日々 (釈愚さんブログ) より


     記事中紹介されている 『1996年から2009年までの世界の海水面温の平年差のアニメーション』 は;


    
    url: http://www.youtube.com/watch?v=1ir1w3OrR4U
    Title: Global SST Anomaly Animation 1996 to 2009
     全画面表示にするには、上掲urlからYouTubeへアクセスし、画面右下の をクリック。戻るにはEscキーで。


     なお記事中の 『なお、全体がほぼ半年ごとにあがりさがりするのは公転の影響です。太陽熱の影響は微々たるものなので、マントルあるいはそのさらに奥にある地球の核の部分が公転と連動していると思われます。』 については、上掲動画とは異なり海水面温の平年差ではなく温度そのものですが、以下動画でも 「上がり下がり」 が確認可;


    
    title: 22 Years of Sea Surface Temperatures


  地震学と気象学の両分野における原因と結果の混同
    2011年05月02日 09時35分10秒
    心安らかなる日々 (釈愚さんブログ) より


     記事中言及されているエルニーニョ現象についての動画は;


    


     『地殻の表面は、摂氏20℃である。海ならば、4℃である。それに対して、地殻の裏側は、1500℃である。その間の厚みは、海洋部で10km、陸地で50kmである。 / 太陽がどんなに頑張っても、地球の気温を支配しているのは、地球の内部であることは自明である。太陽がフレアを出そうがなにしようが、そんなものは屁のつっぱりにもならない。 / 黒点が増えようが減ろうが、基本の気温は地球の内部熱によって決まる。』 には説得力があります。私は新説に期待するところ大。



なお地表温度の変化についての動画・スライドとしては;



Title: Earth temperature surface since 1884



Title: Global Temperatures: (2500 BC to 2040 AD) - The Man Made Global Warming Hoax



現在実際に温暖化しているとして、その原因が地球内部の動きによるものであれば、薄ぅ〜い卵の殻の上で更にミクロに蠢く人間にどうこう出来るものではありませんよね。Co2も幾らか温暖化に貢献しているとするなら、不快度を上げないために排出を出来るだけ控えよう、と云うだけのハナシ。Co2排出の少ない、 「環境に優しい原発」 によって温暖化が食い止められるなんて詭弁に過ぎない。おまけに日本の場合、それでなくとも小さな国土の一部を居住不可にして何が楽しいのか?


効率を考えれば、それよりむしろ地球内部の巨大なエネルギーをどうやって取り出して利用させてもらおうか考えた方がよかぁありませんか? たとえほんの少しでも、卵の殻の上の数十億の人間にとっては充分と思いますが。母なる大地って、よく言ったものです。