１月１７日：キング牧師生誕記念日

1月17日今日は何の日〜毎日が記念日〜によると、１月１７日としては阪神・淡路大震災（９５年）記念日、湾岸戦争開戦（９１年）記念日ですが、１月第３月曜日としてはキング牧師生誕記念日、アメリカの祝日に当たります。

マーティン・ルーサー・キング・ジュニアによると、『アメリカではキングの栄誉を称え、ロナルド・レーガン政権下の1986年よりキングの誕生日（1月15日）に近い毎年1月第3月曜日を「マーティン・ルーサー・キング、ジュニア・デー」（Martin Luther King, Jr. Day）として祝日としている。アメリカにおいて生前の業績から祝日が制定された故人は、他にクリストファー・コロンブスとジョージ・ワシントンとエイブラハム・リンカーン（誕生日2月12日は1892年に連邦の休日と宣言されたが、後にジョージ・ワシントンの誕生日と併せて大統領の日とされ毎年2月第3月曜日に制定されている。）の3人しかいない。』とのこと。（コロンブスだけはどうもいただけませんが。）

キング牧師の貫いた『非暴力主義』は、彼が強い影響を受けたとされるマハトマ・ガンディーのそれと同様、弱腰の事なかれ主義とは異質で、私は共感するところが大きい。

◆SPECIAL: Dr. Martin Luther King, Jr. in His Own Words
　　January 17, 2011, DEMOCRACY NOW ! （特番）

なお、歴史に残る名演説としてあまりに有名な I Have a Dream の録画は幾つかネット上で見られます。売ることだけに長けた、頭でっかちのコピーライター（我が将軍様の選挙戦当時のライターはジョン・ファヴローだったか？）の書く中身の無い作文とは異質。例えば；

◆Martin Luther King, Jr. "I Have a Dream"
　　delivered 28 August 1963, at the Lincoln Memorial, Washington D.C.
　　American Rhetoric　（ビデオ、トランスクリプト掲載）

なおこの記念日に、『キング牧師が生きていればアフガニスタンでの戦争を擁護してくれるだろう』と云うような趣旨の発言を行った馬鹿がいたことが報道されておりましたが、現在のアメリカ政府の狂気をよく表していると思います。

遊蕩爺の漂浪メモ