遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

クリスマスが過ぎて−−−

イブ・クリスマス中だけはキレイな部分のみ紹介して、一切の批判は避ける様に清く? 2日間我慢しましたが、腹立たしい部分も多かったので以下吐き出しておきます;

The Pope's Christmas message in full
  Pope Benedict XVI has delivered his 'Urbi et Orbi Message' to a huge crowd in Rome.
  Sunday 26 December 2010, Telegraph


教皇の2010年降誕祭メッセージ、ウルビ・エト・オルビ
  25/12/2010 14.50.51、バチカン放送局 - 公式サイト


  ウルビ・エト・オルビ - Wikipedia より抜粋;


    概説 / この祝福は基本的に年に二回、復活祭とクリスマスのたびごとに、教皇によってサン・ピエトロ大聖堂のロッジアから行われる。カトリック信徒にとっては教皇の祝福を受けることは罪の償いの免除、すなわち全免償が与えられる条件の一つを満たすことを意味する。復活祭とクリスマスでの教皇の祝福は多くのテレビ局(欧州放送連合)によって全世界へ配信されている。免償はサン・ピエトロ広場に集まった人だけでなく、テレビやラジオを通じて放送を視聴したものにも与えられる。祝福に先立って教皇は時期にちなんだ挨拶と各国語でのお祝いの言葉を述べるのが慣例になっている。 (以下略)


  法王が恒例クリスマスミサ、紛争地域の平和祈る
    CNN.co.jp 12月26日(日)12時3分配信


特にカトリック教会には、こんなエラそうな御託を並べる資格は無い。セクハラ・パワハラをはじめとしてまずテメエらの襟を正せ、カネの使い方を考えろ、誰に仕えているのかよく考えろ、と言いたいですね。現法王はクリスマスに先立ちクリスマスの商業主義を批判した、との報道を見た様な気がしますが、例えば Catholic_net - Catholics on the net HP に;


    


の写真が掲載されています。この母親は子どもを救うためなら自分を喜んで犠牲にしますよ。その痛みがわかるなら、本当に救いたいなら、浄財を募るより、ハデな儀式をダウングレードするか1年だけ取り止めるだけでも十分対応出来るではないか? 何より強烈なアピールになりますよ。本当に紛争地域の平和を祈るのであれば、紛争を引き起こしているアメリカを筆頭とする当事国の全カトリックの信者を公式に破門すればよいではないか? バチカンにはそれだけの権力がある、その気になれば戦争なんて簡単に止められる。ナチス・ドイツの犯行に見て見ぬふりをしたことを反省をするなら、それ位やって当然、カトリックにとって破門は命を奪われるに等しいでしょう。でも組織が可愛いからやらない。結局権力に取り入る独善的な営利法人と何ら変わらない。 『親愛なる兄弟姉妹の皆さん、「言(ことば)は肉となり」、私たちの間に住まわれるためにおいでになりました。それはインマヌエル、私たちと共におられる神です。この愛の偉大な神秘を共に観想しましょう。そして、ベツレヘムの洞窟から輝く光に心を照らされるままにしましょう。』 なんて、一体どのツラ下げて吐けるのか??? 私はキリスト者ではないが、それこそ神に唾を吐きかける行為に等しいと思います。




Pope guides 'persecuted' Catholics
  Last Modified: 25 Dec 2010 16:02 GMT, Al Jazeera English

   「テロリスト」 のレッテルを貼られて 『迫害』 されているムスリムや、 「邪魔者」 ローマーなどはどうでもよい訳で。


Fresh attacks on Christians mar Christmas celebrations
  Sat Dec 25, 2:49 pm ET,AFP via Yahoo! News


Pentagon's Christmas Present: Largest Military Budget Since World War II
  December 23, 2010 at 08:40:11, OpEdNews

   とんでもないサンタさんがいたものです。


Triste Navidad para millones de haitianos
  24 Diciembre 2010, Cubadebate

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  地震って、いつのことでしたっけ?



腹立ちの最後に、口直しに? 面白いクリスマス特集を紹介;いつも世話になっているサイト Antiwar.com の特集 "The Christmas Truce of 1914"、第一次世界大戦時に起こった奇跡の紹介です。例えば;


The Christmas truce: When the guns fell silent
  Saturday, 24 December 2005, The Independent


当時と現在では勿論事情が全く異なりますが、こんなクリスマスはもう望むべくも無いのでしょう。