長崎市への原子爆弾投下: 1945年(昭和20年)8月9日、午前11時02分 〜 「核兵器のない世界」への努力を踏みにじらないで
アメリカによる人類に対する2発目にして最後の原爆使用から65年、犠牲となられた方々のご冥福を祈ると共に、日本国内外でいまだに後遺症に苦しまれる方々には同情申し上げます。
⇒ 平成22年長崎平和宣言 / 2010年(平成22年)8月9日 長崎市長 田上 富久
※ 『核保有国の指導者の皆さん、「核兵器のない世界」への努力を踏みにじらないでください。』、英語では 【We call upon the leaders of the nuclear weapons states never to trample on humanity's efforts for "a world without nuclear weapons"】 と云う言葉に凝縮される被爆地の強い想いが核保有国のみならず、保有を考えている国々・行動しない国連および何よりふがいない日本国政府に伝わったでしょうか? いつもながら、美辞麗句ではない、被爆地ならではの本音の発信にはチカラが感じられます。
- <長崎原爆の日>市長「核廃絶の努力踏みにじらないで」
8月9日11時13分配信 毎日新聞
一方、何のために出席しているのかよくわからない菅首相の挨拶は; 長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典あいさつ / 平成二十二年八月九日 内閣総理大臣 菅直人、馬鹿馬鹿しくて読む気にもなりませんが、一応紹介。
原爆により亡くなられ、原爆死没者名簿に登録された方々の総数をまとめて見ますと;
【長崎】
- 152,276名 (本年平成22年8月9日現在)
(名簿冊数 153冊)
出典: 原爆死没者名簿:原爆被爆対策ウェブサイト(長崎市原爆被爆対策部)
【広島】
- 263,945名 (昨年平成21年8月5日現在)
(名簿冊数 95冊)
出典: 広島市-原爆死没者名簿について:【名簿登載者数】※ 本年追記・追加奉納された分は本日時点で未公開。
- 追補参考資料; ポケット版ヒロシマ平和情報(pdf, 概要編)
被爆者へのケアについて;
【国】
【長崎市】
- ※ 長崎市の関連HPはページ当たりの長さは長いが階層が浅く (=関連情報概要の一覧性があり、見たい中身にたどり着くためにクリックする回数が少なくて済む) 、一方広島市のHPはページ当たりの長さは短いが階層が深い (=関連情報のタイトルのみ一覧性があり、中身にたどり着くまでクリックする回数が多い) 様です。長崎市のページでは全体としてイラストなど効果的に使用されており、在外被爆者のページには広島の連絡先まで記載されていたり、私などよりお歳を召された方々にも優しいかなぁ、と云う気がします。 (広島・長崎どちらが良いと云うことでは無く、各々土地柄・方針・アクセス数に応じた特徴があるな、と云うことに過ぎません。)
【広島市】
来日して裏付けの無いヨタを飛ばしている潘基文国連事務総長は 田上市長「禁止条約」支持=長崎原爆忌 / 8月9日12時22分配信 時事通信 の言葉の重さを理解しているのか、大変疑問。何もしない落第事務総長と身内からも烙印押されていますし、同様にYESマンに率いられるIAEAと共に期待薄と思います。肩書きと口先で世界を動かせる時代ではありません。