遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

自然災害 その後

目に付いた記事を幾つか紹介;


【ハイチ大震災】


死者数23万人を数える激甚災害は現地時間2010年01月12日の発生からはや2ヶ月半が過ぎましたが、復興の道険しの様子。大国や「セレブ」が鳴り物入りでパフォーマンス繰り広げる?中、 地道に活動されている日本人が紹介されています;

ハイチの“マザーテレサ”日本人医師82歳、大地震からの復興へ奔走 (1/2ページ)
ハイチの“マザーテレサ”日本人医師82歳、大地震からの復興へ奔走 (2/2ページ)
2010.3.8 15:43, msn産経ニュース


−−−ハイチから一時帰国していた今年1月にハイチ大地震が発生。現地の仲間の安否も分からない中、須藤さんの母校・関西医大大阪府守口市)が義援金を贈るなど、支援の輪も広がり始めた。「残された人生はハイチの復興に力を尽くしたい」。須藤さんは今後の出国を目指し、病院や学校再建に思いをはせている。 (以下略)


この方はカトリックの修道女、派遣先ハイチで勤務されていた医師としては80歳をもって引退された後も現地にとどまって活動されているとのこと。私は 『新大陸』 中南米・カリブでのキリスト教会による宣教活動にはあまりよいイメージを持っておりませんが、須藤さんの様な、本当に頭の下がる立派な個人が過去にもいらっしゃったことは認識しています;

  • 日本カトリック海外宣教者を支援する会トップ


    会の紹介ページより;


    「日本カトリック海外宣教者を支援する会」とは


    今日、世界には民族、人種的偏見、テロと報復、憎悪と誤解、相互信頼の断絶などにより紛争が絶えません。このような情況のもと、日本の教会は、特にアジア、アフリカ、中南米の開発途上にある地域に、“キリストの福音に基づいた平和の実現を願って”宣教者を派遣してきました。現在、世界55か国で約370名の宣教者が現地の人々と共に生活し、困難な状況にあって苦しみや喜びを分かち合いながら使命を果たしています。


    1982年9月、そのような宣教者を物心両面から支援していこうと当会は発足。それから25年、今では2,200余名の会員が祈りと経済的支援を続けています。
    また、宣教者の活動を広く理解してもらうために季刊誌『きずな』を発行するほか、国内会員が宣教者を通して世界の人々と連帯できるよう講演会や報告会も開催しています。


    展開されている活動は;


一方では、 ブッシュ前大統領、ハイチ民と握手後にクリントン氏のシャツで手を拭く の様なことも報道されています。これが事実だとしても、まあ子ブッシュらしい。表面だけ爽やかなオバマよりxx丸出しで可愛いかも。



【チリ大震災】


ヘッダーに掲載のUSGS発表サマリによれば、現地時間2010年02月27日発生から丁度1ヶ月経ちますがその間の余震発生は平均マグニチュード5.1で378回発生。その間に政権交代などありましたが、大変な船出となりました。


チリのことだから何とか切り抜けるでしょうが、毎日2時間に1回のペースで小さくは無い余震が断層沿いに起きている状況は、ボディーブローの様に効いて来る筈。



アイスランド:氷河下での火山噴火】


氷河下で火山が噴火し、氷河融解での洪水発生に備えて住民が避難してから1週間が経ちます。諸サイトは未確認ながら幸いなことに洪水は起きなかった様ですが、現在何と観光ネタとなっている様子;


例えば−−−

  • ruption tours / Eruptions and flowing lava


    別に今回の噴火目当てではなく、アイスランドのアドベンチャーツアー一般のサイトの様ですが、でもしっかり噴火のことを記載しています;


    Update - An eruption began between 22:30 and 23:30 GMT on Saturday evening, March 20th 2010. The eruption fissure is about 0.5 km long and is located on the norhern side of Fimmvorduhals, east of the Eyjafjallajokull ice cap. The volcanic flames have been reaching over 150 meters of height. (以下略)


日本の様に過保護ではないヨーロッパのことですから、 『ご自身の危険負担で』 の免責条項がしっかり記された申込書にサインして参加するのでしょう。

【ペルー:マチュピチュ周辺での豪雨】

  • ペルー:マチュピチュ遺跡、29日に観光再開
    毎日新聞 2010年3月14日 0時37分


     今年1月の豪雨により全面閉鎖されているペルー南部の世界遺産マチュピチュ遺跡について、同国のコルネホ運輸・通信相は12日、遺跡に通じる鉄道が今月29日に部分開通し、バスと鉄道の併用で遺跡訪問が可能となるとの見通しを示した。AP通信が報じた。


     同相は、観光拠点クスコから遺跡への鉄道の全面開通は最短で7月になると述べた。 (以下略)
  • Los turistas podrán regresar a Machu Picchu a partir del 1 de abril, tras repararse la línea férrea
    MADRID, 26 Mar. (EUROPA PRESS)


    −−−además de Machu Picchu, los viajeros podrán disfrutar del Camino Inca, que por motivos de seguridad también había permanecido cerrado tras las fuertes lluvias, debido a que atraviesa un paraje de abruptas montañas y desfiladeros en su recorrido hacia la ciudadela.


    El Camino Inca a Machu Picchu, elegido el pasado año como uno de los diez mejores viajes de aventura del mundo, es parte de un sistema de más de 30.000 kilómetros de vías que integraron la vasta red del Imperio Inca.


ドル箱観光地だから仕方が無いのかも知れませんが、交通手段だけ復旧させて再開ですね。アクセスそのものの制限など、マチュピチュの様な世界遺産保護・維持のためには必要不可欠と思いますが。