遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

オバマのxxx平和賞受賞演説 その1: 正しい戦争 −−− 日本は同調するの? あるいは出来るの?

オバマ大統領の、xxx平和賞受賞スピーチの要旨・全文(翻訳)が報道されています。その中身は強者の身勝手な屁理屈であり到底賛同出来るものではない、と私は感じていますが、アメリカ政府の立場を率直に述べてくれている、と云う意味では評価出来ると思います;

  • http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091211-00000882-reu-int
    米大統領ノーベル平和賞受賞、「武力行使の道徳的な正当化も」
    12月11日11時33分配信 ロイター


    −−− また過去にノーベル平和賞を受賞したマーティン・ルーサー・キング牧師の「暴力は決して恒久的平和をもたらさない」という言葉を心に留めているとしたが、「私はありのままの世界に対峙している。米国を脅かす状況にあって、何もしない訳にはいかない」と述べた。


     その上で「武力行使が必要な場合、米国は一定の行動規範に従う道徳と戦略的関心を持っている」と主張した。


     一方で、武力行使に代わるものを求める上で、国際社会は法を順守しない国々に対し厳しい姿勢で臨むことが必要だと主張。「国際法を順守しない国は責任を取るべきであり、制裁では、実質的な代償を強いる措置を法制化しなければならない」と述べ、「イランや北朝鮮などの国々に対して、そのシステムと駆け引きをさせないように主張することがわれわれ全員の責務だ」とした。また中東や東アジアで核武装が進行している恐れがあるとして懸念を示した。 (以下略)


演説中、 「武力行使人道主義的理由に基づく場合など正当化されることもある」 と明言しています。世界中で賛否両論巻き起こっている様子ですが、日本の立場を決める上では大変わかりやすい主張です。何故って、『日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。』 どこかで聞いたことのあるコトバではありませんか? (多分、その2に続く)