平成30年3月1日発生 西表島(いりおもてじま)付近 M5.7浅発地震 〜 未確認の断層? 海底火山?
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沖縄県の地震活動の特徴 - 地震調査研究推進本部 | 1992(平成4)年西表島群発地震 / 南西諸島近海地震 |
「いりおもて」 って聞いてすぐ思い浮かぶのは イリオモテヤマネコ だけど −−−
平成30年3月1日22時42分頃の西表島付近の地震について
報道発表日 平成30年3月2日、気象庁
- 01日22時42分頃地震がありました。震源地は西表島付近(北緯24.2度、東経123.8度)で、震源の深さは約20km、地震の規模(マグニチュード)は5.7と推定されます。
平成30年03月01日22時47分 気象庁発表
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出典: 気象庁|震度データベース検索
検索条件 = 地震の発生日時: 2018/03/01 00:00 〜 2018/03/02 12:00、震央地名: 西表島付近 ⇒ •検索結果地震数 : 17 地震
関連報道など;
- 西表島付近でM5.7の地震 竹富町で震度5弱 津波なし
2018年03月01日 22時48分、ハザードラボ
- 西表で震度5弱 沖縄県内8年ぶり 警戒呼び掛け
2018年3月2日 06:30、琉球新報
91〜92年の群発地震は島の北西で発生ゆえ今回の地震とイコールではなさそうだけれど、冒頭テーブルの 1992(平成4)年西表島群発地震 / 南西諸島近海地震 によれば;
”特に、1992年(平成4年)10月14日から10月20日にかけて最大震度5の地震が5回発生している(以降、1993年までの最大震度5の地震は2回)。全体的な震源分布は北西-南東方向に分布しており、震源の深さはおもに8-12kmであった。また、初動解は正断層と推定されている。”
また同じく冒頭テーブルの 沖縄県の地震活動の特徴 - 地震調査研究推進本部 によれば;
”西表島付近では、1991年及び1992年に活発な群発地震活動が発生しています。特に、1992年の9月に始まり、一部に石垣などの崩壊が生じた群発地震(最大M5.0)では、震源域は北西−南東方向に伸びる面上に分布し、地表に断層は現れなかったものの、水準測量では南西側が下がる正断層が推定されました。 / 沖縄県には、主な活断層は宮古島断層帯宮古島断層帯だけですが、それは活断層を見つけやすい陸地の部分が小さいためです。今後、海域まで調査が進めば、あるいは長い活断層が見つかる可能性もあります。”
出典: 気象庁|震度データベース検索
検索条件 = 地震の発生日時: 1992/10/14 00:00 〜 1992/10/20 23:59、最大震度; 震度3以上、震央地名: 西表島付近 ⇒ 検索結果地震数 : 54 地震 うち震度5は4回。
- 1992年西表島群発地震の特徴について
地震 第2輯 第47巻 (1994) 143-153頁
加えて再び冒頭テーブルの 沖縄県の地震活動の特徴 - 地震調査研究推進本部 によれば;
”この付近では、1924年に大量の軽石を噴出した海底火山活動があり、火山との関連も注目された活動でした。”
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