緊急地震速報; 誤報 その2
気象庁|緊急地震速報|緊急地震速報について | 緊急地震速報 | ← 緊急地震速報; 誤報 / 2013-08-08 |
また誤報 −−− のんびりと20キロ弱のプチまちあるき中に受信しておかしいなとは思ったけれど;
- 平成30年1月5日11時02 分頃に発表した緊急地震速報(警報)について
平成30年1月5日 地震火山部、気象庁
”震度を過大に予測したのは、同じ時間に富山県西部を震源とするマグニチュード3.9(速報値)の地震が発生しており、2 つの地震を同一の地震として処理したためです。 / 第3 報までは富山県西部で発生した地震の震源を基に予測を行いました。第4 報(灰色)以降は茨城県沖で発生した地震の震源に切り替わりましたが、富山県西部の地震の振幅を用いたため、マグニチュードが過大となり、緊急地震速報(警報)を発表しました。”
関連報道;
- 緊急地震速報の過大予測 2つの地震同一処理のため(気象庁発表)
2018/01/05 18:39 ウェザーニュース
-
- 5日の緊急速報「2つの地震を1つにとらえ」マグニチュードが過大に
2018年01月05日 18時24分、ハザードラボ
- 5日の緊急速報「2つの地震を1つにとらえ」マグニチュードが過大に
-
- 〔地震〕茨城県沖と富山県西部でほぼ同時に震度3 関東地方対象に緊急地震速報発表も(1/5)
1/5(金) 11:05配信、レスキューナウニュース via Yahoo!ニュース
- 〔地震〕茨城県沖と富山県西部でほぼ同時に震度3 関東地方対象に緊急地震速報発表も(1/5)
前回の誤報;
- お知らせ 平成28年8月1日17時09分頃に発表した緊急地震速報(予報)について
平成28年8月1日、気象庁 地震火山部
”この原因は、緊急地震速報に活用している防災科学技術研究所の富津観測点のデータに大きなノイズが記録されたためです。 / なお、緊急地震速報(警報)は、このようなノイズによる発信を回避するため、2点以上の観測点で揺れを観測した場合に発表することとしており、今回、緊急地震速報(警報)は発表しておりません。 / また、17 時12 分頃にも千葉県富津市付近で震度5弱以上を予測した緊急地震速報(予報)を発表しましたが、これも同様のノイズによるものと考えられます。”
-
- 緊急地震速報の気象庁誤報 なぜこうなったのか?
2018/01/05 12:12 ウェザーニュース
- 緊急地震速報の気象庁誤報 なぜこうなったのか?
ちなみに前々回 (?) の誤報に関しては、 過去記事 にて紹介の通り、 ”和歌山県北部の地震の発生と同じタイミングで、三重県南東沖の海底地震計のノイズを地震の揺れとして取り込んで計算した” と云う、複合要因によるもの。
今回の誤報は震度に関してであり、公共交通機関が緊急停止するなど実害が発生はしたけれど、抜き打ちの予行演習と考えてそのコストは安全対策に賦課するしかないでしょう。誤報・空振り・間に合わない (直下型の場合) などの可能性はゼロでは有り得ない、それでもいざって時に地震の巣の上で暮らす少なからぬ命を救える筈のシステムなのだから。政治的に使われるJアラートなどよりはるかに頼れるとおもうが。
.