ロヒンギャ 人権問題 〜 続報 その17: 現地通による取材と研究成果 『ミャンマーのロヒンギャ問題とは何か?』
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秀逸な取材と研究成果の紹介;
ミャンマーのロヒンギャ問題 – 検索結果 – アジアプレス・ネットワーク
『ミャンマーのロヒンギャ問題とは何か?』 シリーズは26記事;
- <特別連載>ミャンマーのロヒンギャ問題とは何か? (1) ボートピープルの衝撃 宇田有三
2016年7月21日
”ミャンマー、バングラデシュ両政府から「自国民ではない」とつまはじきにされた無国籍の80万のイスラム教徒の民。彼らはどこの何者なのか? そしてなぜ迫害を受け続けることになったのか? ミャンマー(ビルマ)取材23年の宇田有三氏が、現地取材と研究の成果を長期連載して報告する。”
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- 参考: <ミャンマー>日本人ジャーナリスト、タイでビルマ講演会開催
2013年7月22日
※ いやぁ、問題の根の深さ・解決の難しさがよくわかりました、参考になりました −−− ってだけ。この講演から既に3年経過、状況は何も変わっていません。
- 参考: <ミャンマー>日本人ジャーナリスト、タイでビルマ講演会開催
私の正直な感想は; 記事数多く、いかにこの問題がフクザツなのかを現地通として滔々と説明。フォト・ジャーナリストなる写真屋さん? ゆえ仕方がないかなと思いつつも私はイライラしながら読み進めましたが、どうもスーチー擁護が記事の目的のひとつと思われる;
- ”外国メディアは、スーチー氏がロヒンギャ問題に積極的に発言していないという態度を指摘して、「沈黙するスーチー氏」という報道をしています。ただ、スーチー氏が必ずしも静観しているのではありません。ここまで説明してきましたように、「ロヒンギャ問題」は複雑であるので、この問題を単純化して、人びとの感情を煽らないように十分に注意しているのです。”
(<特別連載>ミャンマーのロヒンギャ問題とは何か (23) ロヒンギャのアイデンティティは「民族」より「イスラム教徒」 の2ページ目より抜粋)
一見もっともらしく聞こえるが、卑近な例として子どもに対する虐待を観れば; 社会的な背景、複雑な家庭事情、法の壁 −−− 等々問題は複雑なので簡単には解決出来ません、と言うのと同じ。問題の複雑さ・根の深さ・デリケートさが静観どころか無作為の言い訳にされているだけで、その間にも虐待はエスカレートし、ついにはいのちが失われてしまうケースが少なく無いのは周知の事実。
まず法の強制力を以って虐待を止めさせないと。それが出来ないなら、ミスコンと同レベルのノーベル賞は放っておくとしても 『人権の擁護者』 なる看板を下ろすべき。スーチーはどこにでもいる権力志向の強い政治屋であって、親父さんの様な希有の英雄では無いのだから。
まず大統領になってそれから解決、なんてのは詭弁。「私に・オレに▲▲があれば●●できるんだけどなぁ」 ってボヤく、どこにでもいる手合いと同じ、たとえ▲▲が手に入っても●●は出来ない。本当に●●が出来る人間は、▲▲が無くてもやりますって。人が付いて来ますから。スーチーはその器にあらず西側のかいらいとして優秀なだけ、残念 −−−
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