遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

オクラホマ 群発地震 −−− 多分シェール取り出しの減少と共に沈静化

Today's Earthquakes in Oklahoma, United States, Earthquake Track ← 米オクラホマ州の地震急増、石油とガス掘削が関連 / 2014-07-06

← オクラホマ地震とシェール / 2014-05-15

← シェールガス革命の前提となる技術 『水圧破砕』 の問題 / 2013-07-14
← シェールガス: 安価?  安全? ちきゅうに優しい? / 2013-05-25

← シェールガス / 2012-11-25


全米屈指の人工地震の巣オクラホマ

オクラホマ 地震関連情報】


 
 出典: Oklahoma EQ from 1974.xls 直

  • 上掲Excelファイルの元データ 検索条件 USGS は以下の通り;
    Custom Rectangle
    [25.8, 41] Latitude
    [-104, -93] Longitude
    Start (UTC) 1900-01-01 00:00:00
    End (UTC) 2016-02-13 23:59:59
    All mag


 2013年末から2014年にかけて急増し、2015年1月をピークに減少傾向にある、と云えそう。丁度シェール革命詐欺の衰退と同期しているのでは?


【シェール詐欺】

  • 田中宇の国際ニュース解説
     ”ドルの魔力が解けてきた 2016年1月13日 (有料記事); このままの状態が続くと、来年夏までに、米国の石油会社の3割が倒産の危機に瀕すると、ウォールストリートジャーナル(WSJ)が書いている。WSJは、原油安が来年までずっと続くと予測している。同様にCNBCは、アナリストの分析を引用し、米国のシェール産業の半分が倒産し、サウジが今後2年かけてシェール産業潰しを成功させた後、原油相場が1バレル60ドルぐらいまで回復すると予測している。


 田中宇さんはサウジによる原油安攻勢を主原因に置いておられる様ですが、シェールはそもそも採算に合わない詐欺、と云う観方もアリ;

  • No. 1117 シェール革命の終焉
     投稿日: 2015年7月9日、耕助のブログ
     ”日本のメディアは、シェールオイルが苦戦を強いられているのはOPEC諸国が減産をしないために原油価格が下がっていることが唯一の原因であるかのように報じているが、現実問題として、たとえ原油価格が1バレル100ドルであったとしてもシェールオイルは最期を迎えていただろう。なぜならそれは、もともと採算が合わない、非経済的なエネルギーだったからである。「シェール革命」なるものは、もとより衰退する米国が世界から資金を集めるための詐欺まがいの宣伝だったということだ。

マグニチュードはあまり大きく無い人工地震と云ったって、オクラホマはその様な揺れを前提に造られてはいないし、フラッキングが環境に与える影響は地震に限らない。シェール詐欺は相当高いものにつきそう。

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