遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

南米チリ中部沖を震源とする M8.3 地震; 続報2

← 南米チリ中部沖を震源とする M8.3 地震; 続報 / 2015-09-18 ← 南米チリ中部沖を震源とする M8.3 地震 (速報) / 2015-09-17



M8.3発生後もM6クラスの 余震 が続いています。ただしそれは今回のM8.3を 本震 とすればのハナシ、ひょっとするとM8.3も更に大きな本震の 前震 かも。何しろチリでは1960年に観測史上最大のM9.5が起きましたので−−−

    • 前日には単独でも巨大地震といえる前震も発生したが、M7を超える余震は3つのみにとどまっている。

       前震
        1960年5月21日 10:02(UTC), 南緯37.83°, 西経73.38°, Mw8.2
        1960年5月22日 18:56(UTC), 南緯38.15°, 西経72.98°, Mw7.9

       本震
        1960年5月22日 19:11(UTC), 南緯38.29°, 西経73.05°, Mw9.5

       余震
        1960年6月6日 5:55(UTC), 南緯45.70°, 西経73.50°, Mw7.2
        1960年6月20日 2:01(UTC), 南緯38.26°, 西経73.32°, Mw7.0
        1960年6月20日 12:59(UTC), 南緯39.21°, 西経73.32°, Mw7.1



 出典: 30 Days, Magnitude 2_5+ 今回の震央付近

以下、お馴染み Earthquake-Report サイトを中心に;


Massive deadly earthquake near Illapel (Coquimbo coast), Chile - at least 13 people killed - Pacific Ocean tsunami
 タイトル含め更新中、Last update: September 19, 2015 at 3:11 pm, Earthquake-Report.com

1960年のチリ地震では長さ約1,000キロ x 幅200キロの広い領域を震源域としたため、長さ約500キロ x 幅約200キロを震源域とした 311; 東北地方太平洋沖地震 同様に大きな津波が発生、太平洋を隔てた日本にも大きな被害をもたらすことに;

津波が発生した場合、相当の伝播時間がかかるので日本での減災は容易か? 答えは多分Noでしょう。「まだ大丈夫」 を繰り返して間に合わなくなる、火事場泥棒に備えて持ち出しが多くなり避難に手間取る・混乱が拡大する等々、いのちより大切なものを持った人が多そうですから−−−


遠く離れた南米チリですが、暫くの間要Watch。

.