2015ネッテイウォッチ その17; 元台風18号、越境台風17号 続報
台風18号はその寿命66時間のうち4時間で本州中部を駆け抜けて温帯低気圧になりましたが−−−
出典: デジタル台風:台風201518号 (ETAU) - 総合情報(気圧・経路図)
発生: 2015年9月7日 3:00
上陸: 2015年9月9日 10時 過ぎ
日本海到達: 2015年9月9日 14時 頃
温帯低気圧: 2015年9月9日 21:00
大雨特別警報: 2015年9月10日 0:20 栃木県
大雨特別警報: 2015年9月10日 7:45 茨城県
大雨特別警報: 2015年9月11日 3:20 宮城県
上掲イベント時の 雨域 の推移を見ると;
出典: [72時間降水量(現在の値)
18号が温帯低気圧になってからも関東〜東北に南北に細長い雨域が居座り、河川の氾濫等甚大な被害が発生;
[ウェザーマップ] - Yahoo!ニュース
ウェザーマップ via Yahoo!ニュース
- 台風17号 温帯低気圧に
ウェザーマップ 9月11日(金)21時41分配信
- 宮城県の大雨特別警報が解除
ウェザーマップ 9月11日(金)19時31分配信
- 茨城県・栃木県の大雨特別警報は解除 宮城県は継続 東北各県も厳重警戒
9月11日(金)8時21分配信
災害情報;
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- 国土交通省 東北地方整備局
ページ上部の 『最新防災情報』
- 国土交通省 東北地方整備局
- 洪水被災地の衛星画像公表=災害対応で初のケース−政府
2015/09/11-22:34、時事ドットコム
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- 大規模災害時等における情報収集衛星画像に基づく加工処理画像の公開について
平成27年9月9日、内閣情報調査室
- 大規模災害時等における情報収集衛星画像に基づく加工処理画像の公開について
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- 記録的豪雨 これまでに3人が死亡、21人が行方不明
フジテレビ系(FNN) 9月11日(金)22時5分配信
- 記録的豪雨 これまでに3人が死亡、21人が行方不明
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- 東日本豪雨 政府、激甚災害に指定へ 首相12日に大雨被害を視察
産経新聞 9月11日(金)21時11分配信
- 東日本豪雨 政府、激甚災害に指定へ 首相12日に大雨被害を視察
- 災害救助法適用(台風18号等による大雨:9/9〜)
9月10日、11日更新、RESCUENOW.NET
- 「避難勧告」出たらどうする? 仙台では避難わずか1%未満 1/3
2015.09.11 18:00、THE PAGE(ザ・ページ)
※ 311から4年半経過、ミョーに災害慣れしてしまった様で。津波も川の氾濫もさして変わらないし、土砂災害も簡単に人を飲み込むと思いますが −−−
- 除染廃棄物の袋が川に流出 30袋回収も「全体の数は分からず」 福島・飯舘村
2015.9.11 17:35更新、産経ニュース
※ 永遠に仮置きするつもりらしい。おまけに 『土嚢袋は約1立方メートルの「フレコンバッグ」と呼ばれる袋で水田に仮置きしていた。』 −−− 待ってよ、水田ってフツーお米を栽培する場所では?
この帯状雨雲による大雨のメカニズムに関して;
- 同じ地域で断続的に積乱雲が発生 大雨のメカニズム
2015年9月10日15時20分、朝日新聞デジタル
”記録的な大雨になったのは、同じ地域に積乱雲がかかり続けていることが大きい。温帯低気圧を取り巻く南西から南の風と、太平洋の台風17号を取り巻く東風がぶつかり合っているためで、行き場のない空気が上昇することで積乱雲を発達させている。こうした状況が東西約200キロの幅の範囲で続いているという。”
- なぜ大雨…南北に帯状の雨雲が停滞
2015年09月10日 16時49分、読売新聞(YOMIURI ONLINE)
- 栃木・茨城に大雨特別警報 今後も大雨続くおそれ
2015/9/10(木) 午前 9:17、チーム森田の”天気で斬る!”
”主な原因は2つの台風にあります。(もちろんこれだけではありません。) / 台風17号と元台風18号からの風がちょうぶつかる関東周辺で雨雲が発達。それも台風由来の湿った空気が流れ込んでいるため、より発達しやすい状況に…”
- 東〜北日本、大雨続き台風17号も接近中。次の台風(19号)は??(150910)
気象予報士Kasayanのお天気放談
”これはウィンドプロファイラで観測された午前3時の上空の風の様子と、関東付近の雨雲の様子。 / 上空1Kmから上空3Kmのにかけてすべて南西風と南東風がぶつかり合っていることがわかります。 / つまり風の収束による上昇気流が空高くまで強まっているとうこと。寒冷渦によってもたらされる上空の寒気による不安定な大気と相まって、南北ライン状の雨雲が非常に空高くまで発達しやすい状態になっていると推測されます。”
過去の参考例など;
- 台風11号による大雨特別警報で四日市市が全市避難指示 その時内部は・・・
2014年8月18日、四日市市うつべ地区ホームページ
”発表時点の台風は足摺岬南方140kmにあり、500kmも離れた三重県で「数十年に一度の大雨」が予想される大雨特別警報が出されたのは「レインバンド(降雨帯)」と呼ばれる発達した帯状の積乱雲が三重県上空に長くとどまったからである。”
- 帯状雨雲 船木解説
2013年10月18日、遙かのブログ
- 四国に記録的豪雨をもたらした台風第12号は変わった形状
2014/08/04、株式会社ハレックス
- 台風から離れた場所も 『アウターバンド』による激しい雷雨や竜巻に注意!
更新日: 2014年09月27日、 NAVER まとめ
- 集中豪雨の研究 STUDY OF HEAVY RAINFALL (pdf)
土木学会論文集 第363号/II-4 1985年11月
- 竜巻の予兆? 9月・延岡と99年・愛知 状況酷似
読売新聞 - 2006年10月16日 via 名古屋大学 気象学研究室
今回の帯状積乱雲は、18号が温帯低気圧になってから発生したことおよび17号の影響も受けていたことが特徴? アウターバンドとも呼べなさそうだし、藤原の効果とも呼べなさそう。
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