遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

韓国のメディア ハンギョレ に掲載された記事群

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全てに賛同出来る訳ではないけれど、最近韓国のメディア ハンギョレ に掲載され感銘を受けた一連の記事を紹介;

[ベトナム戦被害者からの手紙]子供たちに希望の持てる世の中を残したくありませんか
 修正 : 2015.05.01 19:04、ハンギョレ



オリジナルは当然韓国語ゆえ翻訳記事。『トルコ風呂』 なる呼称は特定の国の侮蔑になり兼ねないため少なくとも日本ではとっくに使用が廃止された死語ゆえ、国名を排した 『ソープ』 であるべき。 『心臓から出てくる話』 やら 『心臓で話をしている』 なんてのにはちょっと違和感がある −−− 『こころから・こころで』 が適切な訳語でしょうか。



そんな些細なことはさておき、加害国名と被害国名を変えればどこぞのご立派な国と同じ様な状況。 『ほら見ろ韓国だって戦争犯罪やら人権侵害を犯したではないか、他国を責める資格など無い』 なんて風にしか読めないなら救いようのない大戯け。でもそう言いかねないのが有権者に支持されて国を運営している様な −−− どんどん国の品位が失われているのは確か。


その国は韓国の様に他国の戦争ではなく自国の戦争を戦った訳だから、過去の戦争に関して単純比較は出来ません。先の大戦終結までに恐らく犯したであろう過ちに関して日本は共犯ではなく主犯ですから、関与の度合いがはるかに大きい。おまけに敗戦国でもあるし。一方、非常に近い将来カネ詰まりの米軍の下請けとして侵略戦争デビューする際には、ベトナムにおける韓国と同じ立場に立たされます。


ほぼ例外なく自衛の名目で戦争を正当化しそれに参加する国家と、否応なく駆り出される国民 −−− その結果苦しむのは常に後者。なのに前者の暴走に無頓着な後者が多いのは一体どういう訳なのか −−− なんて読み方も出来そう。

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